Israel/Palestine

初めてのイスラエル旅 ⑰ エルサレム 金曜日の旧市街 特別なvia dolorosa。聖墳墓教会での厳かな宗教行事に遭遇。感動に満たされる…

エルサレムの金曜日は特別です。

ユダヤ教徒にとってのシャバット、イスラム教徒にとっての休日。

そしてキリスト教徒にとっては、毎週金曜日の夕方、フランシスコ派の修道士と信者によるvia dolorosaの行進が行われます。

行進の終着点、聖墳墓教会内では各宗派の修道士によるお祈りが行われ、偶然その場に遭遇した私は、その厳かさに心が震える体験をしたので、ご紹介します。

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via dolorosaとは何?

パレスチナ旅行サイト Visit Palestine によると、[ヴィア・ドロローサ]とは、[悲しみの道]を意味するそうです。

イエス・キリストが有罪と判決されてから、ゴルゴダの丘(現在の聖墳墓教会がある場所)まで十字架を背負って歩かされたとする道です。

およそ 1km の道のりに 14 のステーション(留)があり、キリスト教徒は、それぞれの留でイエスのエピソードを思いながら、巡礼するそうです。

金曜日 フリーツアー終了後 聖墳墓教会へ向かう。

前日の夕方、営業時間ギリギリに滑り込んだinformation centerで、金曜日のvia dolorosa行進については確認済み。

14時 Lion’s Gateから始まるそうですが、フリーツアーに参加するので、スタートに間に合わない事は元々分かっていました。

ツアー後サービスのコーヒーを頂いたTALAというcafe&restauralntを出たのは17時過ぎ。

行進はどこまで進んでいるのか分からないので、終着地の聖墳墓教会で待つことにしました。

TALAは、クリスチャン・クウォーター(キリスト教地区)にあるので、聖墳墓教会に向かうには便利な立地でした。

キリスト教地区は、土産店も開いていて観光客も闊歩していてつい忘れがちになるけど、この日の旧市街は部分封鎖され、何が起こっているのか知らない私は紆余曲折の末、なんとか入れた状態だったのです。

朝、St. Stephane (Lion’s) Gate入口で銃撃事件があり、旧市街周囲はバリケード封鎖されている、特別な日なのです。

旧市街へは、唯一jaffa gate横の車道で臨時チェックポイントが設けられ、観光客はそこから入れましたが、それを知らない多くの観光客は旧市街観光を諦めていたと思います。

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聖墳墓教会で心震える

15分程歩いて聖墳墓教会に到着しました。

ここがイエス・キリストが眠る教会?ホント?と疑いたくなる程、質素な外観です。

人はまばらですが、これは事件による封鎖の影響と思われます。

教会入口右横の階段ですが、この鉄格子の中は、via dolorosa 第Ⅹ留となっています。

聖墳墓教会中に入ると、早速お香の香りと厳かなお祈りの声が聴こえてきました。

何が写っているか分からないので、写真をかなり明るく加工しましたが、窓のない石壁の洞窟内の様な薄暗い場所で、とても厳かな雰囲気です。

総勢20名近くの男性によるお祈りは、石壁に反響し、とても穏やかで美しく、でも力強く心に響くものでした。

この様な環境です。

更に奥へ進むと、こちらでもお祈りが行われていました。

この場で観ていた時は、別の集団かと思っていたのですが、どうも同じ方々の様ですね。衣装が全く同じで、修道士の数も同じっぽいです。

信者たちも修道士の後ろからロウソクを持って行進に参加できます。

こちらは、聖墳墓教会入口に鎮座する[香油を注がれた石]です。

こちらでも、別の宗派と思われる修道士と信者によるお祈りが捧げられていました。

こちらは、三度最初の修道士達です。

上から見下ろしている写真となっていますが、こちらの教会は階下にあり、現在絶賛改修工事中という所の様です。

良く分からないですが、各宗派の教会でお祈りを捧げて回っているのでしょうか。

私、この修道士達をずっと追いかけているワケではなく、お祈りの様子を少し観たら離れて別の所をうろついているのですが、度々この方々のお祈りに遭遇します。

かなり位の高い司祭なのでしょうね。

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こちらの恐怖すら感じる多くの人達は、どこから湧いてきたのでしょう…。

この列を見た時は、旧市街周囲のバリケードや旧市街へのアクセスが制限されていた事なんて、完全に吹っ飛んでいました。

この人達は聖墳墓教会内のメイン、via dolorosa 第XⅣ留である[イエスの墓]へ入る為に列を作っているのです。

凄い人数なのだけど、これでも金曜日の夕方にしては極少人数なのです。

イエスの墓正面

中に入る人数を制限しています。

ちょっと自信がないけど、ここがイエスの墓?違ったかな?

教会内のその中に建てられた大きな建造物、その装飾は細かく美しいです。

アップにして初めて写真に気付きました。この写真の方々は、イエスと最後の晩餐を共にした人達なのでしょうか?

再び入口前の[香油を注がれた石]に戻ってきました。

この右手に階段があるので、登ってみました。

上から覗くとこんな感じ。

こちらには、[イエスの十字架]があります。

イエスが処刑された場所とされており、Via Dolorosa第Ⅻ留となっています。

ブレブレの写真ですが、中はこの様になっています。

期待以上の厳かなイベントを経験できて、大満足な金曜日の聖墳墓教会でした。

この後、金曜日のエルサレム旧市街ならではの様子を観に移動します。

続きは次の記事でどうぞ。

けん

ここまでお付き合い頂き、有難うございました!

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