イスラエルの電子渡航認証システムETA-IL 無料申請してみた

*この記事は、記事執筆時点でのイスラエル旅行を推奨しているものではありません。
2024年7月1日より、イスラエルへの入国ビザが免除されている国籍者が、イスラエルへ渡航する際に必要となる新しい電子渡航認証システム「ETA-IL」が始まりました。
日本を含むビザ免除適用国のパスポート保持者は、渡航の前に必ず電子申請を行う必要があります。
イスラエル大使館からのお知らせ


2024年12月17日付でイスラエルの渡航警戒レベルが緩和という記事がアップされ、ETA-IL本格運用についてのe-mailが12月20日付で届きました。
メールでは、ETA-ILについての説明と共に、延長されたパイロット(試行)期間が12月31日で終了する事にも言及されていました。
パイロット期間中は手数料無料で申請できます。
今回、ETA-ILの申請を行い、無事認証されたので、申請の際に迷う事や注意すべき点などを含め、ETA-IL公式サイト(英語)の画面を引用して申請方法をご紹介します。
ETA-ILとは何?
これまでは日本人がイスラエルを90日以内の観光・短期商用等で訪れる際、ビザ免除が適用されていたのですが、今後は必ず電子渡行認証を受ける必要があります。
ETA-ILとはそのシステムでWEB上で認証を受ける事ができます。

イスラエル大使館公式サイトより引用
滞在期間
ETA-ILを取得することで、最大90日のイスラエル滞在が可能です。
有効期間
最長で2年間有効(2年以内にパスポートの期限が切れる場合は、パスポートの有効期限日をもって無効となりますのでご留意ください)
申請料金
25イスラエルシェケル(クレジットカード決済 : Visa / Mastercard / アメックス)
注意点の抜粋
- 90日以内の短期観光・商用滞在を目的とされる方を対象としたものであり、就労や留学等長期滞在のためのビザを取得して入国される方は対象外です。
- パスポートの更新や、名前、性別、国籍等の変更があった場合、ETA-ILを再度申請する必要があります。
- 2025年1月1日以降、事前に有効なビザもしくはETA-ILの承認を取得していない場合、イスラエルへの入国を拒否されますのでご注意ください。
ETA-IL申請してみよう!
ここからは、ETA-IL公式サイトを引用しながら説明します。
ETA-ILの説明と免責事項
基本的に、日本国内在住の日本国籍の人が90日以内の観光目的に認証を受ける際の流れでお伝えします。
ETA-IL公式サイトから入ります。

About ETA-ILとStep by stepのタブがあるページになっています。
ETA-ILについての説明ですので、理解できていたら右上の Apply for an ETA-IL ボタンをクリックします。

始める前に以下のものを用意してください。
- 有効なe-mailアドレス
- 旅程
- 個人情報
- 有効なパスポート
*一度申請を始めると、入力をセーブして後で続けることができません。
もし、30分以上放置されるとタイムアウトとなり、情報は削除され、最初からやり直しになります。
準備できたら Start application をクリック。

申請の流れが説明されています。Continue to application → をクリック。

Disclaimer (免責事項) が書かれています。
右横のスクロールバーを下げて全て目を通したら I confirm the terms and conditions のボックスにチェックを入れて Continue → をクリック。
① e-mailの確認

自分の分なら Myself , 別の人の分なら Someone else を選択し Verify your email → をクリック。

1つの有効なe-mailアドレスを2ヶ所に入力し Verify your email → をクリック。

入力したe-mailアドレスに六桁のコードが送られてくるので、コードを入力。
入力後に現れる continue → をクリック。
② 旅程
ようやく申請の画面になります。
基本的に赤のアスタリスク↓
が付いている項目は、入力必須となります。
下向き三角🔽のドロップダウンボタンがある項目は、ドロップダウンボタンをクリックすると以下の様に選択項目が表示されます。
自分の目的に合ったものを選択してください。
観光なら、Visit(Tourism) をクリック。

イスラエル入国予定日を 日 月 年 の順に入力。

イスラエル滞在予定日数を選択項目(7日まで、14日まで、30日まで、60日まで、90日まで、90日以上)から選びます。
Enter passport details → をクリック。
③ パスポート情報

パスポート情報を入力します。

迷いそうな所を抜粋して説明します。
Travel document typeは、Regular passport (national) を選択。
パスポート番号を入力、パスポートカントリーコードと国籍は 日本 を選択。
Is your passport biometric? では Yes を選択。
日本では、2006年以降発行のパスポートは、eパスポート(生体認証パスポート)なので、現在有効なパスポートは基本的に Yes で大丈夫です。
氏名、パスポート発行日、パスポート有効期限、誕生日、生誕地(国)、性別を入力/選択し Enter paersonal details → をクリック。
④ 個人情報

1行目の Additional nationalities or citizenships は必須項目ではありません。日本国籍で日本にしか住所がない(住んでいない)人は何も選択せず、スキップします。
婚姻状況は、独身、結婚、離婚、未亡人 の中から選択。

電話番号は、日本の国番号(+81)に最初の0を除いた番号を入力します。
Additional phone numberは必須項目ではありません。
Occupation (職業) は、働いている人は Employed を選択。すると、勤務先名、役職、電話番号が必須項目として出てきます。
うろ覚えですが、part-time-jobだったかな? 非正規雇用の欄もあった気がしますが、同じく勤務先等の情報入力を求められます。
Unemployed (無職)、Retired (引退) を選択すると、何も求められません。
全て入力できたら Next → をクリック。

イスラエルの渡航歴についてです。
過去にイスラエルへ行ったことがあるか? No / Yes で選択。
行ったことがある人は、直近の渡行年を入力します。
イスラエルビザを申請した事があるか聞かれていますが、これまでの渡航が90日以内なら、ビザ免除されているので、No を選択。
Next → をクリック。
⑤ 入力確認 & 申請

4つのカテゴリーでドロップダウンボタンがあるので、各項目の内容を確認し、間違いなければ Confirm this section をクリック。
訂正したい場合は Edit information をクリックすると、該当ページに戻れます。
次のドロップダウンボタンをクリックし、内容を確認していきます。

確認できると、上図の様に緑色のチェックに変わります。
最後は、Declaration (宣言) です。申請内容に間違いや嘘はありません等が書かれています。
内容を確認し、最後のボックスをクリックしてチェックを入れ Submit → をクリック。

申請を受け取りました。という画面に遷移します。
ステータスが Checking application で、承認が Pending になっています。
認証されたETA-ILは、e-mailで届きます。

メールボックスに戻ると、EAT-IL審査中のメールが届いています。
それとほぼ同時にこちらも届きました。

Status が Approve に変わっています。
こちらが認証されたETA-ILです。
有効期限が 2024年12月28日〜2026年12月28日までとなっています。
アメリカのESTAみたいにパスポート番号に紐づいていれば良いのだけど、ETA-ILは border crossingでは勿論のこと、イスラエル滞在中に求められたら提示できる様に写メや印刷物で持っておく必要があります。
メール受信時間を見ていただくと、同時刻になっています。
申請と共に認証されたのだと思います。
今回私は、パイロット期間中の申請だったので、25シェケルの支払いが免除されていますが、2025年1月1日からは本運用開始となり、支払いが発生します。
外務省の渡航情報は…
イスラエル大使館公式サイトでは、一部の地域で渡航警戒レベルが緩和した、とアナウンスされていますが、実際のところ外務省の渡航情報はどうなっているのか、調べてみました。

参照元:外務省海外安全ホームページ
2024年12月13日付で、一部地域で緩和されたのは確かです。
そして記事執筆中の2024年12月31日現在、この情報は有効となっていますが…
日本人がよく行くエルサレム、テルアビブ、エイラット、ラマッラ、ハイファ、ティベリア、ナザレ辺りでも真っ黄色。
観光旅行は、もう少し先になりそうですね。