2026年ムーンライダーズと温泉の旅@大分 ①さんふらわあで別府へ

9月22日発3泊4日でmoonridersのコンサートと温泉を楽しむ目的で大分・別府へ行くことになった。
この記事は、ドタバタなフェリー乗船までの様子から、無事別府に到着したまでを綴る。
チェックイン時間に間に合わない!
大分(別府)までの往路手段は、「さんふらわあ むらさき」。
19:05 大阪港出港で、翌朝6:55 別府港入港。
出港1時間前までに、ATCのさんふらわあオフィス窓口でチケットを発券する必要がある。
予約時、そう言われていた。
それを、どこでどう脳内変換したのか分からないが、出港1時間前からチェックイン手続き(=チケット発券手続き)が開始されると思い込んでいた。
チェックイン手続きは確かに出港1時間前を目処に行われる。
でも、チケット発券はそれまでに行う様に言われていた。=(イコール)ではない。
そんな事に気付いていない当日の午後、自分ではかなり余裕があるつもりでいた。
「十分間に合う」との思い込みの中、乗り換え検索も行わず、とりあえず電車に乗ってATCのさんふらわあターミナルを目指した。
電車内で経路検索すると複数の方法がある事がわかった。
逆に、そんな事も気づかず当日を迎えるなんて、一体何をしていたのやら…
そして、思いの外時間がかかるのも、電車内で気づいた。
普段利用している路線では、比較的頻繁に電車が来るが、港へ向かう路線の本数が少ないからだ。
ここでちょっと焦ってきた。
乗船可能時間になったらすぐに乗船し、船内をゆっくり見てまわりたい、と思っていたが、それには間に合いそうも無い。
まぁ仕方ない。出港までには余裕なので、問題ない。
ん?フェリーって電車みたいに出港時間ギリギリまで乗船できるのか?
違うやん!
ようやくここで思い出した。
出港1時間前までにチケット発券しなきゃいけない!
ヤバイ!1時間前に間に合わない!!
複数ある経路の中で、一番早いのを選んでも18:10にしかオフィスへ到着しない。
出港1時間前までに5分遅れてしまう。
しかも、下車後オフィスまでの動線を間違えると、どんどん遅れてしまう。
チケット発券できない → さんふらわあに乗船できない → 別府へ行けない…
事の重大性を認識するにつれ、どんどん焦り、鼓動が速くなり、手が震え、呼吸が浅くなる。
やばいやばい、過呼吸まっしぐらや。とりあえず、落ち着け…
本当にチケットは1時間前までしか発券できないのか?
震える手で検索すると、「乗船手続きは1時間前まで。」と表示される。
やっぱり…どうしよう、ほんとヤバい。
予約センターに電話して遅れるけで乗船できないか聞いてみよう。
電話しかけたが、予約センターは17:00で営業終了。
チーン 終わった…
他に連絡できるところは無いか、色々検索すると、「さんふらわあ第一ターミナル」の番号を見つけた。
乗換の電車待ち時間に電話してみた。
すると、「乗船は今始まったところなので、18:10到着なら大丈夫ですよ。」との返答。
よかったぁ。そう思ったのも束の間。大きなミスを犯していました。
私が伝えたのは「時間を勘違いして、18:10ごろにオフィスへ着くのですが、乗船できますか?」
肝心なことが抜けています。
「チケットを持っていない、発券する必要がある」ことを伝えていない。
普通にweb購入している人は、オンライン・チケットが発券されており、そのまま乗船できる。
どういうオペレーションなのか分からず、オフィスが出港の1時間前(18:05)に機械的にcloseされてしまうかも、と想像すると、また心配でたまらなくなる。
再度乗換駅で電話して「チケット発券していないけど、大丈夫ですか?」と聞くと、「今その駅からなら、オフィスまですぐなので、大丈夫ですよ。足元が滑りやすいので、気を付けてお越しください。」と温かいお言葉を頂けた。
今度こそ「良かった〜」。ようやく安心して身体がとろけた。
さんふらわあターミナルでチケット発券
18:08ごろオフィスに到着。
すると、私以外にもチケットを発券している人が居たし、オフィスもすぐにはcloseする雰囲気ではなかった。
あんなに焦る必要はなかった…
「出港1時間前までに発券を終える様にお勧めしているが、過ぎても大丈夫。だけど、30分を切ると乗船できない事があるので、できるだけ早い時間のお手続きをご案内しています。」
との事。
飛行機の時は、チェックイン時間や保安検査所通過時間、ゲート通過時間が厳格に決められているので、事前に経路と出発時間を調べるのに、利用し慣れていないフェリーにも関わらず、全く下調べしなかったのは、どうかしてる。
反省しかありません。
港までは電車の乗換が複数回あり、最初の電車を1本遅いのを選んでいたら、間に合っていたか分からない。
今回は、偶然間に合っただけ。ちゃんと準備しなきゃ。
ところで、オフィス発券が必要だった理由はこれです。
商船三井の株主優待で、「さんふらわあ 5000円割引券」があるのです。
いつもは、フェリーなんて乗る事ないから使わないでしょ、とすぐに処分していたが、今回に限って奇跡的に残していた。
たった1単元しか保有していないのに、有難い。
この株主優待券を利用する場合はweb決済ができず、当日オフィスで支払い・発券が必要となるのです。

こちらが、無事発券できた乗船チケット。
右上のQRコードが部屋へ入室する時の鍵になっているので、折り曲げたり紛失しない様に。
さんふらわあ乗船

こちら、本日乗船する「さんふらわあ むらさき」。
あの太陽のシンボル、そうそう、子供の頃に見たさんふらわあってこんな感じだった。
大きいなぁ。
わくわくします。
さんふらわあには、2023年1月に就航した「くれない」と2023年4月に就航した「むらさき」があります。
日本初のLNG(液化天然ガス)燃料フェリーで、優れた環境性能と快適な船旅を誇っています。
- SOx(硫黄酸化物)をほぼ100%削減: 大気汚染や酸性雨の原因となる物質をほぼ排出しません。
- NOx(窒素酸化物)を約85%削減: 光化学スモッグなどの原因物質を大幅にカットします。
- CO2(二酸化炭素)を約25%削減: 地球温暖化対策(カーボンニュートラル)に大きく貢献します。
- 煤煙(ばいえん)や臭いがない: ファンネル(煙突)から黒い煙や独特の油臭さがほとんど出ないため、デッキに出て快適に景色を楽しめます。
- 静かで振動が少ない: 最新のLNGエンジンは従来の重油エンジンに比べて静粛性が高く、客室での睡眠や滞在がより快適になります。
以上は、さんふらわあ公式ではなく、AI調べです。
排気ガスについては分からないが、臭いについては、デッキではガソリン臭を感じたし、ベッドに横たわるとエンジン音かと思われる規則性の振動を感じました。
これが「改善された快適性」としたら、旧船は有機溶剤の臭いで頭痛がし、振動で本寝れなかったかも。
写真右端に写っているが、飛行機のボーディング・ブリッジと同様の通路を通って、いよいよ乗船します。
船内の様子
アトリウム

乗船すると目の前に広がるのがこちら。
「アトリウム」と呼ばれる豪華な共有スペース。
6Fから8Fの3層吹き抜けの空間です。
乗船した日は、こちらで胡弓の生演奏やプロジェクション・マッピングが行われていました。
プライベートベッドレディースの室内
こちらは、カプセルホテルの様な相部屋になっています。

上下2段のベッドになっているが、上段へのステップがあるので、楽に登れます。

カーテンがあり、プライバシーも守られます。

気持ち広めのシングルで、室内にはTV、リモコン、空調、照明、コンセント、ハンガーが備え付けられています。
アメニティにタオル・歯ブラシセット・イヤホンがありました。
このタオル、別府で温泉巡りする際に重宝しました。
客室が6Fから上で、恐らく相部屋が6F、個室が7F、8Fなのだと思う。
当然、上の階の方がエンジンの振動は感じなくなると思うので、空いているのなら、数千円足してシングルルームを選ぶ方が良いと思います。
振動以外は、このカプセルホテル形式でも快適でした。

部屋に入るには、チケットのQRコードを扉のリーダーにかざす必要があります。
最初の数回は、チケットをポケットに入れて出入りしていたが、いつか忘れそうと心配していました。
そこで、スマホでチケットの写真を撮って、それで入室できるか試すと、成功。
これで、チケット忘れで入室できなくなる問題解決。
QRコードだけのアップ写真を撮りたくなるが、部屋番号と席番号も一緒に写しておくことをお勧めします。
船内には同じレイアウトの部屋がたくさんあります。
部屋番号を忘れて、片っ端からドアのリーダーにQR読み込ませていたら、ただの怪しい人になってしまいます。
大型荷物の管理
スーツケースなど、大きめの荷物管理も大丈夫。廊下にコインロッカーが設置されています。
自分の部屋を確認したら、何を置いてでも100円握りしめてロッカー確保へ行きましょう。
中型と大型があり、中型ロッカーでも中型のスーツケースがすっぽり収まりました。
ロッカーは、そこそこ数はあるのだけど、自分の部屋直近のロッカーに空きがなければ、少し離れた所を探す、それでもなければ7Fに行けば必ず空いているので、相部屋でも荷物管理の心配は不要です。
清潔な水回り
トイレ・シャワー・洗面台・パウダーコーナーそして更衣室は、全て清潔で使いやすいです。

こちら、トイレ&洗面台。
数も多く、朝の忙しい時間でも待ち時間が発生するなんて心配はありません。

こちらは、パウダーコーナー。
各コーナーにドライヤーも設置されていて、数も多く大変使いやすいです。
使わなかったけど、24時間使用可能なシャワー室もあります。
大浴場は時間制で男女入れ替え。
大阪-別府航路では、夜が男性、朝が女性。
朝食を諦めたらお風呂入る時間はあるけど、私は朝ごはんを食べないと動けないので、今回はパスしました。
個室の更衣室は、このトイレエリアと部屋の中にもありました。
私はパジャマに着替える時に使ったが、あまり使う人が居ないみたいで、いつも空室でした。
出港
出港15分前に、アトリウムでドラが豪快に鳴らされます。

デッキに出てきました。

19:05 出港
日没後約1時間経っているが、トワイライト、黄昏色の空が美しい。
出港時、昔みたいに紙テープがいっぱい投げられるなんてことはないが、港湾スタッフの方がgoodbye waveで出港を見送ってくれていました。

大阪南港ATCの夜景
写真を見ていると穏やかな出港に見えるが、実際は強風でデッキの広い所を歩いていると、飛ばされそうになります。
若干の恐怖を感じた為、ゆっくりすることもなく、すぐ船内へ戻りました。
橋の下を通過
船内には、こんなチラシが用意されています。

三大架橋通過時刻
一つ目の明石海峡大橋を通過する前には、船内放送で知らせてくれます。
明石海峡大橋

20:06 グリーンにライトアップされた明石海峡大橋が見えてきました。

もうすぐ真下を通過します。

橋の下面から、構造がよく見えます。

通過は一瞬。
これは、乗船しながら見るより、橋の下を通過するさんふらわあを別の所から見る方が迫力あると思う。

通過中は、顔を真上に向けてなんとか動画を撮っていたが、強風でかなり怖かった。
これは、通過後顔の角度が落ち着いた状態で撮った写真。
橋自体がライトアップされているし、街明かりもあるので比較的キレイに撮れました。
瀬戸大橋
瀬戸大橋通過予定は23:50。
深夜なので、流石に船内放送はありません。
ですが偶然目覚め、偶然通過時間を勘違いしており、運良く見る事ができました。

少し遠くに橋が見えます。これが瀬戸大橋なのでしょう。
月がキレイに見えていたので、写真に収めました。
月にはついつい反応してしまいます。moonridersが頭にあるので。
ヨルダンのペトラ遺跡で感じたのと同じくらい、「月明かりって明るい」を体感しました。

元々、瀬戸大橋通過も見たいけど、深夜なので見れたら見よう、という感じで目覚ましはかけずに寝ていました。
寝ていたのだけど23:15ごろふと目覚めた。
なぜかこの時、瀬戸大橋通過予定時間を23:30と勘違いしており、丁度良い時間なのでデッキへ向かうことにしました。
この勘違いのおかげで、無事橋の下通過を見ることができました。

もうすぐ真下を通過します。
真夜中で橋のライトアップもなく、街の灯りも乏しいので光量不足。ブレています。
脇を締めてカメラ固定に務めたけど、これが精一杯。

23:23 瀬戸大橋通過
この時は風が穏やかで、真下からの写真を撮れました。

通過し終えました。

通過後は、こんな感じ。
やはり、ライトアップされていないので、大人しいですね。
橋を走行している車のヘッドライトが多いのは、連休中だからかな?

再度、月と月明かり
本当に明るい。漆黒の海をこんなに照らしてる。

星空も撮っておきました。
風が穏やかだったので、結構ゆったり過ごしていたのだけど、流石に寒くなってきました。
船内に戻ろうとしたら、何人かがデッキに出てきました。
時間は23:40
瀬戸大橋を見ようとしたけど、遅れちゃったのかな?と思ってた。
部屋に帰ってチラシを確認すると、瀬戸大橋通過予定時刻が23:50になっていた。
さっきの人たちは、予定10分前に来てスタンバっていたんだ。
もう通過したよって教えてあげれば良かった。
3つ目の「来島海峡大橋」は、通過予定時間が2:05なので、流石にこれはやめておいた。
睡眠しっかり取って、翌日の体調を整えるのが大事ですから。
朝食buffet
普段から朝食を食べないと、吐き気がして身体が動かない。
旅行中は特にバラエティに富んだ朝食を、ゆったりたっぷり食べるのが私のスタイル。
本日の朝食営業時間は、5:45−6:45。1時間しかない。
その上、別府港入港予定が6:55。
時間が全く足りません。
時間を無駄にせず、しっかり1時間食事に充てるには、5:30頃から並ぶと良いらしい。
船内コンシェルジュ?総合案内のスタッフに教えて貰いました。

5:30に並ぶことを勧められたのは、この券売機の稼働がだいたいこの時間から開始となるから。
だけど、準備が間に合わず、ここに来たのが5:40。
丁度、チケット購入済みの人がレストランに入り始めた感じです。
並ぶ必要なくチケットを購入し、そのままレストランへ。
10分遅れたが、丁度良かった。

ちゃんと窓際のテーブルを確保できた。

ビュッフェの内容は、概ねこんな感じ。
サラダがあるのは嬉しいが、缶詰フルーツ、卵はスクランブルエッグのみでゆで卵は無かった。
カレーが美味しかったとの口コミを多く見かけたので、迷ったけど試しに少し取ってみた。
見た目通り、日本のカレーだった。
スパイスたっぷりのサラサラで唐辛子辛いカレーが好物な私は、とろみがあり、スパイスというよりはコクを重視する日本のカレーは、嫌いではないが、好物とまでは言えない。
自分の見た目センサーを信じれば良かった。
特にこれがお勧め!というメニューは無いが、900円で朝からしっかりバランス取れた食事を提供して貰えるのだから、有難いビュッフェではあります。

ドリンクは、こちらのドリンクバーを利用します。
これとは別に、料理コーナーにカボス酢水だったかな?フルーツ酢水を置いていた。
最初は気付かなかったのだけど、コーヒーはこのエスプレッソ・マシーンだけでなく、ドリップコーヒーも用意されていたのです。
写真左端にちらっと写っているけど、ドリップコーヒーが入っているポットが用意されていた。
コーヒーはドリップコーヒーを飲みたいので、有り難かった。
カップは紙コップと蓋が用意されていて、スタッフに聞くと、1杯なら外に持ち出しても良いとのことでした。
帰りに1杯頂いて、ソファーでゆっくり飲みました。
下船から別府駅まで
ほぼ定時に別府港入港。
先に車がある人から下船というか、駐車場への案内が始まった。
徒歩の人はしばらく待機。
この時間があったから、落ち着いてコーヒーを飲む時間を過ごせたし、荷物の整理もできた。

待ち時間の間に、別府市内のバスフリー乗車券をweb発券した。
亀の井バス MyべっぷFree Mini
1日券 1100円、2日券 1700円
かなりお得なので、別府で温泉巡るする予定があるのなら、こちらを利用する事をお勧めします。
ちなみに、窓口で購入できる紙のフリー乗車券であれば、各所で割引を受けられる特典も付いています。
何より、スマホの充電切れがあれば使えない事になるので、可能であれば紙のチケットをお勧めします。

入港して20分、7:15 下船します。
人数を制限しているのは、下船した先のターミナルビル1Fへ降りるエレベーターに合わせているから。
エレベーターは4機あるので、列はできていても順調に下船できます。

ターミナルビルを出てサイン通り歩くとすぐにバス停があります。
ここには、亀の井バスと大分交通の2社のバスが停車するので、間違わずに亀の井バスに乗ります。
幸い、待っていて次に来た別府駅行きバスが亀の井バスだった。

まだバスが来なさそうだったので、さんふらわあが見える所まで来ました。
船首側、正面に張り出した長方形の操舵室かな?かっこいい。
写真を撮ったあと、すぐバス停に戻り待っていると、7:24ほぼ時刻表通りバスが到着。

スマホのチケットは、スクショではなく、その都度webアクセスして表示する必要があります。
表示される時刻が、現在時刻になっています。
また、「見せる」ボタンを押下すると、氏名・購入日時が表示されます。

7:40 別府駅に到着。
予約したホテルは、駅から徒歩1分だけど、どこだ?
google mapを表示して辺りを見渡したら、目の前すぎて気付かなかった。
写真左側が別府駅。右側に写ってる大きな看板がある所が予約した「ホテルSEA WAVE」です。
看板の建物は、温泉がある建物で、宿泊ビルは隣の白い建物です。
確かに駅目の前。
写真には写っていないが、右側には警察派出所があります。
立地・治安共に最高なホテルです。
