SAS100万マイル獲得チャレンジ 20 いよいよ最後の航空会社 廈門航空 トランジットホテル・サービスを利用

これまでの搭乗歴

搭乗歴としては15社達成!

ただ、AirEuropaの搭乗歴がチャレンジ期限までに加算されるか分からないので、計画段階で16社の航空券を購入していました。

今回は、廈門航空が提供する空港外のトランジットホテルに滞在するので、初の中国本土の街へ出る事になります。

100万マイル獲得達成に向けて大きな一山、頑張ります!

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仁川国際空港 廈門航空チェックインカウンター

仁川のホテルを9:25ごろチェックアウト。

予定より30分ほど遅れたけど、廈門航空チェックインカウンターであるJカウンターには、open前に到着。ちょうど良い時間だった。

チェックインを済ませたが、この旅一番に不安・不満が残るチェックインでした。

  1. 明日のチケット(乗り継ぎ後の廈門-関空便)が発券できず
  2. EBB番号の紐付けを依頼するも、その形跡無し
  3. 通路側席は死守したものの、隣が空席か聞いても通じない。わざとか?

関空便については、日付が変わるから発券できないのでしょう。これは仕方ないし、どの道入国は決まっているので問題ない。

EBB番号については、一生懸命説明して依頼したけど、「OK」とだけ言って放置された感じ。

これについては、こちらの記事内「私が遭遇した恐ろしい経験」をご参照ください。

SAS 100万マイル獲得キャンペーン チャレンジ 結果

SAS100万マイル獲得キャンペーン チャレンジ実行!体験を元にフライト遅延・キャンセルは?SASのEBB番号を確実に紐付ける方法、ユーロボーナスポイントの加算タイミング等…

隣席が空いているかなんて、カウンターではよく聞かれる事だと思うのだけど、こんな日常的な質問を理解できない程度の英語力とは到底思えない。しかも、韓国・ソウルの空港で。

面倒だから「分からない」フリをされた感ありあり。

ここでごちゃごちゃ言っても仕方ない、と見切りをつけ、チケットを受け取り出国する事にしました。

仁川空港T2 とても広いです

私が知っている仁川空港とは全く異なっていました。

広くて大きくて、外光を取り入れて明るく、とても快適。

写真に見えているTransfer Loungeは、誰でも使えるらしく、ラウンジアクセス権のない方にはお勧めです。

ヨガができるスペースが別途用意されていたのには驚きました。

待ち時間にしっかりストレッチできる場所って今まで見た事ありません。

プライオリティ・パスで入れるラウンジが2カ所あるはずなので、探していた時に偶然見つけました。

結局入れるラウンジは1カ所しか見つけられず、そこへ戻りました。

Matinaラウンジ

ジェッダから暫く同じフライトだった女性が、「仁川のラウンジは1カ所しか使えない上、すっごく並んでるから覚悟して!」と教えてくれていました。

確かにその通り。

私がここに到着したのは11時ごろ。空港内をうろうろしていたので遅かった。

その時間で、25-30人位の列でした。

そこから30分位待ったかな?ようやく私の順番。

最初、カウンター席なら今すぐ案内できる、と言われたけど、テーブル席を希望して待つ事に。

5分もかからず案内されました。

ラウンジ内は席数も多いが、当然満席。ギュウギュウ詰めの状態でした。

ビュッフェの内容は、野菜・フルーツ2割、炭水化物7.5割、タンパク質あったかなぁ…って感じ。

マンゴーをはじめとするフルーツ、スモークサーモンのサラダ、根菜類、トッポギ、チヂミ等など、韓国らしい料理も取り揃えられており、味は悪くありません。

そこそこ満腹だったけど、これを試さずにはおられず、取ってきました。

ビビンパです。

ご飯ほんのちょっとで、野菜やナムルを詰め込んできました。

廈門航空 MF872 仁川-廈門便は特別塗装だった

搭乗時間よりちょっと早めにゲートへ向かいました。

ここで、大変不安の残るEBB番号について再度対応を仰ぎます。

「このチケットにEBB番号紐づいてるか確認お願いします。」チケットとEEB番号のファイルを渡して依頼。

すると、カウンターの人はPCに向かって入力し、新たなチケットを発券してくれました。

赤ペンで、boarding time, gate number, そしてEBB番号を示しながら「これで大丈夫!」とチケットを渡してくれました。

元のチケットの写真を残していないので、確実ではないけど、EBB番号はプリントされていなかったと思う。

これ、チェックイン・カウンターのスタッフを信用して確認しなかったらどうなったことか…

恐ろしい事です。

ちなみに、搭乗時のチケット・チェック後は、半券が返却されました。

やはり、中国が絡むと本券を回収する必要があるのかな。

沖留めのバス搭乗を覚悟していたけど、ゲートからの搭乗でした。

意図せず、搭乗機がユニバーサル・スタジオ塗装でした。

中国にも、2021年9月に開園したユニバーサル・スタジオ・北京があるそうです。

overhead compartmentや、seat tableにもガッツリ塗装されています。

搭乗後、door closeの前に、水のボトルとピーナッツの配布がありました。

先に水を貰えるのは有難いです。

機材はB737-800

座席は3列x3列 座席モニターはありません。

door close 13:10
push back 13:19
taxing 13:23
take off 13:34

3時間20分のフライトになります。

機内食は、パンダのボックスと温められたものが配布されました。

中はこんな感じ。

巨大ヨーグルトとバナナケーキの様なお菓子、ミックスナッツ?スナック?あとはお手拭きとフォーク類だったかと。

ドリンク類はたくさん積んでいて、見たことのないものが多かったです。

というか、100%ジュースや炭酸水はなかったと思います。

なので、水となにやら分からないものを2種類試してみたけど、激マズで飲めませんでした。

翼には漢字で「廈門航空」

landing 15:23
gate arrive 15:28
door open 15:37

中国本土の航空会社だけど、中国東方航空に続いて2社目という事でやや慣れた感じがしました。

というか、ソフト面では評価高めです。

CAさんは若くて可愛い&キレイで驚くほどスタイル良く、サービスする際の姿勢や所作も丁寧で美しく、昭和の日系航空会社CAさんを思い出しました。

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廈門航空提供のトランジット・ホテル利用方法

トランジット・アコモデーション・カウンターの位置

到着後、入国はスムースでした。

これからトランジット・ホテル申込を行う必要がありますが、かなり手間取りました。

中国の空港、ホント英語が通じません。

カウンターの場所が分からず、空港内をかなりウロついた末、お手上げだったので制服を着た警官ぽい女性に聞いてみました。

すると、無線でなにやら話をし、中国語とジェスチャーで「ここで待て」っぽい事を言われました。

10分程待ったら、航空会社のスタッフが来ました。英語を話せる人を呼んでくれていたのです。

顔つきが厳しいので、ややこしい事にならなきゃ良いけど…と不安になったけど、基本親切です。

連れてきてもらったトランジット・カウンターは、さっき立ち寄った所で、「この辺りのハズだけど…」と思いながらも見つけられなかった所でした。

exit7を目指します。

ここまで来たら、右側を振り返ると

Transfer Enquiry (乗り継ぎ関連カウンター)があります。

この一画のexit側に廈門航空のTransfer Accommodationカウンターがあります。

トランジット・アコモデーション申込手続き

カウンターはこの様な感じ。

パスポートを提出すると、担当者が紐づいている航空券情報を確認し、条件を満たしていればホテルの予約表を発行してくれます。

流石にここのスタッフは一応英語を話せますが、チャイニーズ・イングリッシュです。

私は聞き取りに若干苦慮しました。

カウンターには、この様な説明書が提示されているので、これを読みながら話を聞くと、必要な対応はできます。

私の場合は、

  1. 提供される部屋はツイン・ルーム。同性の人とシェアになる
  2. シングル利用するには別料金が必要
  3. 朝食の提供はない
  4. 行きのバスは航空会社が用意するけど、帰りのトランスファーは自分で手配

と言われました。

手続き時、他に並んでいる人がいなかったから、ツインルームのシングル利用ができる可能性が高いと思い、ツインルームで手続きしました。

この用紙を持って、扉の外にあるバス乗り場で待つ様に言われました。

シャトルバスを待つ

外に出るとすぐにカウンターがあり、この表が掲示されていました。

何となくシャトルバスの事を書いているのかな〜と思いながらじ〜っと眺めていたら、読み切る前におじさんが話しかけてきました。

「トランスファーが必要?」

「これってホテルから空港のトランスファーなの?」

「プライベート・トランスファーで100元」

余りに高額だったから断ったけど、常識的な値段だと予約していたかも。

あぶない、あぶない…ここでタクシーを予約する必要はありません!

話しかけてきたおじさんは、廈門航空とは関係ないただのタクシードライバーなのです。

話しかけてくる人は信用しない!これ、旅行トラブルを避ける鉄則です。

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疲れていたし、中国語ばかり眼に入って全く読む気がなかったのでスルーしていましたが、帰国後に気づきました。

これ、ホテル→空港のシャトルバス時刻表です。料金も15元って書いています。

このQRコードから予約できるのだろうけど、ホテルでも予約できるし、スタッフが手伝ってくれます。

シャトルバスのバス停は、そのカウンターの奥にありました。

ここで、ベンチに座っている人が居たので聞いてみました。

「ここで廈門航空のシャトルバスを待ってたらいいのよね。」

「うん、そのつもりだけど。」

男性は北京の会社経営者でした。

いろんな国に家を持っていて、冬の北京は極寒だから暖かい所で過ごすそうです。10月には1ヶ月ほど日本に居たらしい。

私が日本人と分かると、嬉しそうに日本滞在中の写真を見せてきました。

その時に、「なぜ日本の神戸牛はあんなに高いんだ!!」とブチ切れていました。

ステーキハウスで食事をしたら、驚くほど高額だったそう。

いやいや、あなたが行った店はインバウンド客を相手にした所でしょ。

そこに日本人客いた?

私たちは、日々そんな高級な肉を食べてるワケではない。

そう説明すると、納得した様だった。

バスが2台到着し、一緒に乗り込もうとすると、スタッフが慌てて「あなたはあっちのバス」と男性を別のバスに案内していました。

あぁ、なるほど。ビジネス客のトランジットホテルは、4星以上です。

最後に、バスが乗車可能になるまで廈門航空のスタッフはここに居ないので、タクシードライバーにカモられることない様に気をつけてください。

廈航Hotel

空港から20-30分ほど街を走って到着しました。

エコノミーのトランジットホテルは、こちら廈航Hotelです。

空室状況によって、別のホテルになる事もあるらしいです。

到着したら部屋割り

ホテルに到着すると、チェックイン手続きを行います。

一人の担当者がバスの乗客全員分の手続きを行うので、早めに並んだ方が良いです。

私は、ツインのシングル利用を目論んでいるので、ゆったり並びました。

20人前後居たけど、団体客がほとんどだったので、すぐに順が回ってきました。

結果、目論見通りシングル利用できました!とこの時は思っています。

部屋はちょっと広めのビジネスホテル

ダブルベッド2台、エアコン、TV、ミニ冷蔵庫、テーブル、電気ケトル、水のボトル4本、お茶・コーヒー、お菓子が用意されていました。

バスルームも広く清潔で、若干の古さは感じられるものの、無料で提供されたホテルとしては十分です。

確かバスタブもあった気がするけど、記憶があやふやです。

部屋にはこんなのが置いてありました。

防毒マスク?!なぜに?

しかも、定員2人の部屋なのに一箱だけ。

意味不明です。

レセプションスタッフは頼りになる

翌日の空港トランスファーが気になります。

チェックイン時に並んでいた際、個人旅行客っぽい人に空港タクシーをシェアしないか声をかけたけど、搭乗時間が全く合わなかった。

どうすべきか相談しにレセプションへ行きました。

「明日のフライトが14:10なんだけど、どうやって空港へ戻れば良い?」

「14時なら11時のバスに乗ればいいよ、15元。このQRコードで予約できるよ。」

「私Alipay持ってるけど、使った事ないし、現金も持っていない。」

「Alipay持ってるなら僕が予約してあげるよ。」とそのスタッフが自分のスマホで11時のバスを予約してくれました。

スタッフのスマホのこの画面を写真に撮って明日ドライバーに見せると良いそうです。

この後、私のAlipayを操作して15元を彼のAlipayへ送信する事で支払いも終了。

これはホント助かりました。約300円で空港へ行けます。

この後、部屋へ戻ろうとすると、共有領域でタバコを吸っているおじさんがいました。

さっきからタバコ臭いと思っていました。

このホテル、禁煙のはずなのに、堂々と。

臭くて迷惑だから「ちょっと、ここ禁煙でしょ。臭いんだけど」と言うと、へらへら笑いながら「OK、OK」と返事だけして動く様子がありません。

「ほんと、臭くて迷惑なの!やめないなら、自分の部屋へ行けよ!」と強めに言うと部屋に戻って行ったけど、ドアは開けたまま。

スプリンクラーが作動するのを避けているのでしょう。

ふざけんな!腹立たしいからレセプションへ行ってスタッフに対応してもらいましょう。

「ねえ、このホテルは全館禁煙でしょ。共用部分でタバコ吸ってる人がいる。消す様に言っても聞かない。臭くて困る!」と訴えると、

「カメラで見てるから分かってる。ビデオで報告するから大丈夫」

あっ、これって中国の生活ポイントってやつかな?以前TVでやってた。これでこの人ポイント減なのね。

電話連絡でもあったのか、その後タバコの匂いはしなくなりました。

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ツインのシングル利用、叶わず

そろそろお風呂に入って寝ようか、とバスルームに入りかけた時にノックの音が聞こえた気がしました。

23時近くです。

ドアスコープを覗いてもよく見えません。

空耳かと思ったら、再度遠慮がちな小さなノック音。

ドアチェーンをした状態で少し扉を開けると、若い韓国人女性が立っていました。

英語が苦手な様子で、一生懸命何か言っています。

「あなたもこの部屋なの?」と聞くと「そう」と。

部屋のシェアって、チェックイン時に決まるのではなく、時間関係なく人が来るって事ね。

ヤバイ、お茶(ジャスミンティーの茶葉が用意されていた)が美味しかったから、全部使っちゃった。

水のボトルはかろうじて2本残していた。

「こんな時間だから、もう誰も来ないと思ってた。色々使ってるけど、これはあなたの分」と水とタオルを渡しました。

チェックアウト時間を聞くと、明日早朝4:50のバスに乗る、とのこと。

「殆ど寝る時間無いじゃない!先にシャワー浴びて早く寝なきゃ!」とシャワーの順を譲ると、大袈裟に感謝された。

かなり几帳面で控えめな子で、私がシャワーを終えて出てきたら、キチンと荷物整理をして寝る所でした。

翌朝起きると、居なくなっていた。

きっと明かりも付けず、そっと出て行ったのでしょう。

日本人の様に相手を気遣える人で、驚きました。シェアの相手がこの人で良かった。

廈航Hotelの朝食

空港で「朝食は付いていない」と言われたけど、簡単なビュッフェの朝食が提供されました。

ヌードルバーとビュッフェ数種。

タンパク質はゆで卵だけ。あとお粥もあったけど、薬味は空っぽで補充されませんでした。

ヌードルのスープが濃いそうな色をしているけど、全く味がありません。お酢やよく分からない醤油みたいなのを足して、何とか食べました。

空港到着が昼になるので、朝食を頂けただけでも御の字です。

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