世界一周特典航空券で巡る南米旅⑤ AirFranceヨーロッパ内ビジネスクラス 乗る価値あるか?!

今回は、パリ CDG(シャルル・ド・ゴール空港)からバルセロナ BCN(バルセロナ=エル・プラット空港)までのヨーロッパ内短距離ビジネスクラスの搭乗記です。
CDGのゲートはいつも激混み!

シャルル・ド・ゴール空港、オシャレなのは良いのですが、この通りゲートは激混み。
ゲート間隔が明らかに狭すぎ。
ケーブルカーの乗り場のつもりで作ってませんか?
機内持ち込みキャリーを引っ張りながら、F30を目指して必死で早歩き。

ラウンジを出るのがギリギリだった。
無事ゲートに到着した際は、みなさんゲートを通過されていましたが、final callはまだ行われず。

両面大きなガラス張りで気持ちいい!
AIRFRANCE A300−200のビジネスクラス

今回は、AF1348便 パリCDG 9:20発 バルセロナBCN 11:15着 飛行時間1時間55分のビジネスクラスに搭乗です。
座席は1Fを指定しています。
搭乗時、CAさんの前を通る前に、別の人が座ってるのが見えてしまった。うゎっ鬱陶しい…
CAさんに対応してもらわなきゃ。気合いを入れながら列が進むのを待ちます。
列が進み、ギャレーでお出迎えしていたCAさんの前まで来たので、まずはあいさつ。
「ハロー」
すると、男女二人のCAさん、満面の笑顔で「ハロー、こんにちは!」と。
えぇっ?! 笑顔だし、「ボンジュール」でもなく、「こんにちは(日本語)」まできた。
北京便の経験から、若干戦闘モードだったのに、驚いて一気に調子が崩れました。
気を取り直して、チケットを見せながら尋ねます。「私の席1Fって窓側よね。」
「そう、すぐ左手の窓側です。」
「既に男性が座っているのだけど…」
「えっ?どれどれ…」「あっ確かに。僕が引き受けます。」
と男性CAが乗客に声をかけ、解決してくれました。
その間、他の人の搭乗の邪魔にならない様、コックピット前に引っ込んで待っていたら、
「大丈夫、あなたの席1Fへどうぞ」と案内してくれました。
「ありがとう」とすれ違いながら笑顔で言うと、「喜んで!(my pleasure)」と返された。
えっ?!AIRFRANCEのCAなのに、アジア人の私にこんなにもポライトなの?! 思わず振り返った。
さっきの北京便とは雲泥の違い。
丁寧に扱われています。とても心地良いです。

ヨーロッパ内のビジネスは、このタイプ。
中央席ブロックのなんちゃってビジネス。
ちなみに、左のニューバランスの人がさっき私の席に座ってた人。
私が座席に来た時もシラーっとしていた。

機材はA320−200 3x3の1通路です。
ビジネスは4列目までで、合計16席。満席です。
トイレは前方に1つ、後方に2つです。
エコノミーの人も前方トイレを使っていた気がするが、列ができている記憶がないので、混雑はしなかったのかな。

こちら、お隣に駐機していたAIRFRANCE A220−300 小型機ですが、なんかカッコイイです。
スーツケース ちゃんと管理されています
せっかく機内に積み込んだコンテナが、出てきました。
おそらくno showの乗客の荷物を取り出すのだと思います。

この写真ではコンテナ1つだけど、見ていたら3つのコンテナが出されました。
1つ出しては方向を変え、また1つ出して等、複雑な動きを繰り返し、最終的に目的のコンテナを一番手前に持ってきました。

コンテナを開けて、該当のスーツケースを取り出します。

見つけ出したスーツケースがこちら。
どこからともなくオレンジジャケットの人が現れ、スーツケースのクレームタグをスキャンし、確認した上で引き取って行きました。
よく海外ではスーツケースが乱雑に扱われている映像を見るけど、ここの人達は丁寧に扱っていました。
とても管理されていて、コンテナ番号も事前に分かっていて、該当のコンテナを一番手前に出てくる様にオペレーションし、開けていました。
コンテナを開けてからも、闇雲に探すのではなく、元からスーツケースの場所が分かっていて、そこを目掛けて上に乗っているスーツケースを2個だけ出して、その下にある該当スーツケースを取り出していました。
外に出した2個のスーツケースも丁寧にコンテナへ戻していました。
CDG空港、見事な管理体制です。
初めて見た!キャプテンによる目視確認
このスーツケース取り出しの様子を窓に張り付いて見ていたら、隣のA220−300のキャプテンが目視確認を行なっている様子も見れました。

上を向いているのは、隣の飛行機の翼部分を目視確認しているのです。
この人が整備員ではなくキャプテンだと分かったのは、袖口の金線。
横線の本数(4本か3本か)までは数えてないけど、ネクタイを締めています。
また、法令で機長による目視確認が義務付けられているそうなので、これだ!っと思いました。

方向を変え、しっかり確認しています。

エンジン部分も上方から

下方までしっかり確認。

前方のお腹部分も確認されていました。
タキシング中の景色が興味深いシャルル・ド・ゴール空港
荷物の取り出しを行なっていたので、定刻の9:20を少し遅れた9:29 pushback開始。
9:33 taxiing開始。と同時にCAによる安全のデモンストレーション開始。
遅れを取り戻すためか、これが通常のオペレーションなのかは分からないが、そこそこの速度で自走している飛行機でのデモンストレーション、やりにくいだろうな〜。

大きな空港なので、結構な距離をそこそこ速い速度でtaxiingしていました。
途中、こんな景色も見えました。これ、機内からの景色です。
まるで、街中を飛行機が自走しているみたいで楽しかったです。

さらにtaxiing中の景色を楽しんでいたら、これが目に飛び込んできました。
超音速旅客機 CONCORDE コンコルド!!
尖ったくちばし、幅の広い翼、スレンダーなボディー、カッコイイ。
実物を観れるとは…感動です。
機体番号F-BVFFのこのコンコルド、エールフランス航空に最後に引き渡されたコンコルドだそうです。
エアフランスのコンコルドは、2003年5月31日をもって商業飛行を終了するのだけど、2000年のエアフランス コンコルドの墜落事故当時、この機体は大規模定期整備の途中だったため、そのまま復帰することなく退役し、保管・展示されることになったらしい。

コンコルドのすぐ近くに駐機していたのがこれ。
El Al Israel Airlines(エルアル・イスラエル航空)の旅客機が4機です。
2026年2月28日にアメリカとイスラエルが共同で実施したイランへの軍事攻撃および空爆に対するイラン側の報復で、イスラエル側も衝突勃発以降、イランおよびレバノンからのミサイル・ドローン攻撃を受けていた。(ほぼ迎撃していたが。)
実際にベン・グリオン空港の被害が発表される3/5以前の3月初旬でも、安全確保のため、通常の商業便の定期運航は全面的にストップ。
また、衝突が始まった直後の週末、エルアル航空はテルアビブ空港がミサイル攻撃で被災して機体が破壊されるのを防ぐため、ボーイング787や737などの保有航空機を、乗客を乗せない特殊便としてヨーロッパ各都市(パリ、アテネ、ローマ、ブダペストなど)へ一斉に避難させました。
これら4機は、El Al機の「一斉国外避難」の一部なのでしょう。
El Al機は、世界で唯一「対空ミサイル防御システム」を標準装備した民間航空機として有名ですが、それでも退避させて安全を確保するのですね。
こういう所、抜かりないですね。その完璧さが怖い。

この二つの位置関係、こうです。
うゎっコンコルド!で、テンション上がり、うゎっEl Al機!、で心拍上がりました。
離陸 パリ郊外の田園風景
長いtaxiingもようやく終わり、離陸滑走路に到着です。

9:40 take off

薄い雲でモヤってますが、パリ郊外の田園風景です。
パリって都会だけど、離陸してすぐにこの景色。
広大な平地に緑と茶色のカーペット。キレイですね。
フランス、農業も盛んなのが納得です。
ヨーロッパ便の機内食
離陸後安定飛行に入ってすぐに朝食の提供。

というか、9:40に離陸、この写真を撮影したのが10:02。
1列目だから最初に提供を受けるが、離陸後20分って早すぎない?!

メニューは名刺サイズでした。
- Wholegrain salad with avocado, apple, smoked halibut, smoked paprika cheese and blinis
- アボカド、リンゴ、燻製オヒョウ(ハリバット)、スモークパプリカチーズ、ブリニ(小さなパンケーキ)を添えた全粒穀物のサラダ
- Plain thick yogurt
- プレーンで濃厚なヨーグルト
- Croissants
- クロワッサン
フランスの著名なシェフであるフランソワ・アダムスキー氏(FRANÇOIS ADAMSKI)監修らしいです。
添えられているバターは、エアフランス機内・ラウンジで仕様されるフランスの高級乳製品ブランド「イズニー・サントメール(Isigny Sainte-Mère)」。コクのある美味しいバターです。
しかもこれ、無塩バター。
普段は絶対加えないけど、ヨーグルトにジャムを使ったので、その残りとバターで「ジャムバターパン」にしちゃった。
美味い!
カロリーには目をつぶって、存分に頂きました。
素材を活かした素敵な朝食です。テンション爆上がりです。
本当は、あと卵料理ひとつ欲しい所ですが、コールドミールという範疇なのでしょう。
AIに騙された座席選択
座席指定する際、最近はよくAIに問います。
行き先、時間、希望条件を入れて、左右どっちが良い?と。
今回は「バルセロナの街中の景色が楽しめるのは、左右どっち?」と聞いた回答が右だったのです。
サグラダファミリアなどのバルセロナの街並みを…と聞いたつもりだけど、ちょっと記憶に自信がない。

海が見えてきました。
ここから旋回しないとサグラダファミリアは右側からは見えません。
もうくるはず、とずっとカメラを構えていたのだけど、

そのまま空港に到着しちゃいました。
地図を見ながら普通に考えれば左側なので、一瞬戸惑ったけど、AIが空港上空の飛行航路も考慮して出した結果だと思ったのに、見事に騙されました。
自分を信じれば良かった…。
残念な結果です。
ん?残念?
サグラダファミリアを上空から観れなかったのは残念だけど、この席(右側)でないと、シャルル・ド・ゴール空港でコンコルドもエルアル機も街中の様なタキシングも楽しめなかったということ。
CDGでは十分楽しめたので、結果ALL RIGHT!

まだ車輪は付いていないけど、この距離で着陸体制の機体とtaxiing途中の機体が交差するって、ちょっとビックリ。
11:09 landing
11:15 gate arrived
11:20 door open
CDGでの荷物取り出しの遅延9分を取り戻し、見事定時到着。素晴らしい!

パリからのシェンゲン圏内移動なので、パスポートコントロールもなく、国内線感覚でラゲッジクレームゾーンへ。
モニターには、荷物が何時に出てくるか表示されていて便利。
priorityタグのお陰で、すぐに出てきて無事バルセロナ入国。
AirFrance ヨーロッパ内ビジネスクラス 乗る価値あるか?!
最後に、この記事のタイトル「AirFrance ヨーロッパ内ビジネスクラス 乗る価値あるか?!」の回答ですが、今回のサービスなら充分価値があり、とても気分良く過ごせました。
そう思わせた最大の理由がこのクルー達のサービスが素晴らしかったからです。
まず、ビジネスクラスのこの席に日本人女性が来るって把握していた。
だから、アジア人女性が1Fの搭乗券を見せた時に一瞬で日本語の挨拶ができたし、人種に関わらず常にポライトに接していた。
ドリンクオーダーやミールサービスの際も、まるで執事の様な丁寧なサービスを提供して頂きました。
偶然親日のクルーが多かった?フランス人CAでは無かった?そのクルー各個人の資質?
理由がどこにあるのかは分からないが、北京便では過去一最悪なアジア人ヘイトを目にし、バルセロナ便では過去一素敵なおもてなしを受けたという、振れ幅が大きすぎるエアフランス・ビジネスクラス搭乗経験でした。
次の記事では、バルセロナ空港からのアクセスと宿泊先について。
