こんにちは、けんです!
サントリーニ島には沢山のビーチがありますが、ローカルボートで絶景クルーズ気分を味わえるRed beach、White beach、Black beachを紹介します。
ビーチへのアクセス
フィラからローカルバスで行けます!
バスは、red beachが終点ではありません。運転手には「red beachへ行く」と伝えましょう。
サントリーニ島のローカルバスは、乗るだけでこんな絶景を楽しめます。
バスのドライバーは港で「boat to red beach!」と叫びます。
そしてほとんどの乗客がここで下車して行きます。
red beachはビーチ泳げるビーチなハズ。港ではないのだけど…おかしい。
ドライバーにここがred beachなのか確認すると、「みんなについて行け!」と。
計らずも、ボートツアーの始まり
バスのドライバーが言う通り、バスを下車した人達について行くと、小さなボート乗り場に到着しました。
バスでred beachへ行けるはずなのに、おかしいな?と思ったけど、スタッフはred beachに行くと言っているので不安はありませんでした。
これは、red beach、white beach、black beachのボートタクシーです。
料金は、5ユーロか10ユーロのどちらかでした。下船時、お札1枚渡した記憶があります。
ボートに乗り込んで出発です。
サントリーニ島でクルーズできると思っていなかったので、思わぬ展開にウキウキです。
出発してすぐに見えてきたビーチです。
白砂なのでwhite beachかとも思ったけど、ボートは素通り。
ここは、ローカルの人が自由に楽しむビーチの様です。
最初に見えてきた大きなビーチ。
ここがred beachです。
パラソルが整然と並んでいて、しっかり管理されています。
ここは、ビーチぎりぎりまでボートを寄せてくれます。
red beachを出発して、次のビーチへ向かいます。
続いて、black beachに到着。
こちらもビーチ際までボートを寄せてくれます。
ここも管理されたビーチで、パラソルが整然と並んでいます。
ヨットでクルーズを楽しんでいる人達もいました。
3つ目のビーチ、white beachに到着。
でも、ボートの船頭さんは、ここでは下船するな、と乗客に伝えます。
泳ぐなら、red beachかwhite beachにしろ、と。
理由は後程判明します。
暫くすると船頭が、「あの洞窟の中泳ぎたい人、行っといで~!」と叫びました。
すると、2名程ジャンプして泳いで行きました。
私も行ってみたかったけど、突然の事だから出遅れてしまいました。
洞窟の出口はこちら。
ボートが大回りしている間に、洞窟水泳組は泳いでここに出てきます。
泳いできた二人は無事ボートに戻ってきたけど、潮流が逆でかなりキツかったそうです。
私、出遅れてて良かった…。
洞窟を超えるて、暫く美しい地層を堪能します。
white beachの秘密
再びwhite beachに到着。
ここからは、乗船客を迎えます。
ここのビーチだけはボートが沖に碇を降ろして停泊します。
なので、乗船客は荷物を頭上に掲げて水に浸かりながらボートに乗り込む必要があります。
せっかく乾いた水着はもちろん、荷物も思いっきり濡れてしまいます。
white beachで泳ぎたいなら、干潮の朝から行って昼過ぎにはボートに戻ればいいよ、と船頭が言っていました。
鎖で繋がれた碇を引き上げ、出発です。
white beachを後にします。
あそこに残ってる人達、なかなかチャレンジャーです。
これからどんどん満潮になって行くのに、どうするんだろう。荷物持ってない人達なのかな?
かなり複雑な地層と地形。地面が隆起した事が良く分かります。
石灰でできているのかな?
こんな奇岩の絶景を楽しみながら、すっかりクルーズがメインになっていました。
私の様に下船せずに乗り続けている客と、white beachとblack beachからの乗船客を迎え、ボートは賑やかというか、ギュウギュウになっていました。
目指すは最後の寄港地、red beachです。
red beachで下船しました。
クルーズが楽しかったから、このまま船に乗って港まで戻ろうかとも思ったけど、海で泳ぐつもりで来ているので、Red beachで下船する事にしました。
港から絶景クルーズを楽しませてくれたボート。ビーチから離れて港へ向かって出発しました。
red beachではビーチ際ギリギリまで寄ってくれたけど、膝下位までは濡れるので、そのつもりの服装で来る事をお勧めします。
パラソルに空きはあったけど、レンタルが時間制ではなく1日20ユーロという料金だったので、利用しませんでした。
私もこの人達の様に、ビーチの空いている場所にビーチタオルを敷いて荷物を置きました。
海に入りましょう。
地中海の水は冷たい!でも透明度は半端ない!
少し泳いで体が冷えたらビーチに上がって太陽を浴びる、これを繰り返して30分程の短い滞在だったけど満足しました。
帰る事にします。
さっきのボートがいつ来るのか分からなかったので、多くの人が向かっている崖の上を目指します。
ここはred beach。フィラへ行くバスがあるはずです。
帰りはred beachからバスで戻ります。
一生懸命崖の道を登ります。結構な傾斜です。
息を切らせながら登ります。
下を見ると、脚がすくみます。
ここで大問題発生!
ビーチから多くの人が崖の上を目指すから、みんなバス停に向かっているものと思い込んでいました。
しかし、みんなのゴールはここ、崖上の駐車場でした。
ヤバイ…バス停がどこか分からない。
近くに居た人に聞いてみたけど、「え~こんな所にバス停あるの?」と言われた。
素直にボートを待ってたら良かった。
とりあえず、駐車場から延びる一本道を進みます。
道路には看板が立っています。
でも、それらはred beachの方向を示すものばかり。
バス停の位置を示す看板も一つくらいあっても邪魔にならないのに!
すれ違う人に「この辺りにバス停ある?」と聞くけど、みんな「うん、すぐそこにあるよ」と声を揃えて言います。
すぐってどれぐらい?後何分歩けば着く?10分前に聞いた時も「すぐそこ」って言われたし。
不安になりながらも、道は間違ってない様なので、一生懸命小走りになりながら歩きます。
理由は、バスの時間。
事前に調べていたバスの時間が近付いています。それを逃すと1時間こんな所で待つ羽目になります。
バスに間に合うか、無事バス停を見つけられるのか不安になりながら歩いていると、突然眼前にこの光景が現れました。
バス停です。しかも人が待っている!
良かった~間に合った!
到着した時間は、事前に調べた時間の3分前でした。
安心して待っていたのだけど、なかなかバスは来ません。
待ってる間にバス停には計8人程の客が集まりました。
結局、30分以上待たされてバスが来たのだけど、既に満員状態。
それでも無事全員載せて貰い、フィラへ送り届けられました。
red beach、white beach、black beachを紹介しました。
サントリーニ島の赤・黒・白のビーチを紹介しました。
名前の由来は崖の色。地層が複雑な地域で、奇岩とカラフルな地層が醸し出す絶景です。
red beachへは、フィラからバスで行けますが、是非ボートを利用して向かう事をお勧めします。
別に海で泳ぐ事が目的でなくても、このボートで絶景を楽しむ事を目的としても十分楽しめるクルーズとなります。
ここまでお付き合い頂き、有難うございました!