世界一周特典航空券で巡る南米旅⑥ バルセロナ エル プラット空港からのアクセスとサグラダ・ファミリア近くの宿

南米旅と言いつつバルセロナから旅が始まる
世界一周特典航空券で巡る南米旅が始まってこれまでは飛行機での移動とラウンジ滞在ばかり。
ここからようやく空港から出て観光が始まります。
南米編といいつつ、旅はスペインのバルセロナからスタートです。
スターアライアンスの世界一周特典航空券のルートがこちら。
| 出発地 | 到着地 | 航空会社 | クラス |
| KIX | HND | ANA | エコノミー |
| HND | SGN | ANA | ビジネス |
| SGN | SIN | SINGAPORE AIRLINES | ビジネス |
| SIN | DPS | SINGAPORE AIRLINES | ビジネス |
| DPS | HND | オープンジョー(別手配) | |
| HND | KIX | STARFLYER | エコノミー |
| KIX | HND | オープンジョー(別手配) | |
| HND | IST | ANA | ビジネス |
| IST | AUH | TURKISH AIRLINES | ビジネス |
| AUH | IST | TURKISH AIRLINES | ビジネス |
| IST | BCN | オープンジョー(別手配) | |
| BCN | BOG | AVIANCA | ビジネス |
| BOG | LPB | AVIANCA | ビジネス |
| LPB | JFK | オープンジョー(別手配) | |
| JFK | HND | ANA | ビジネス |
| HND | KIX | STARFLYER | エコノミー |
このチケット上は、前回の旅がヨーロッパ内(イスタンブール)で終わっています。
ルール上、このチケットで大西洋を渡る必要があります。
そして南米旅最大の目的地ウユニへ繋げるために、ルートを検索すると、コロンビアのボゴタを経由してボリビアのラパスまで繋げられることが判明。
そこで、ヨーロッパとボゴタを繋げる為にルート検索し、その中で使用機材が良く(大型機=ビジネスの座席が良い)、世界一周特典枠に空きがある所を探した所、バルセロナが候補に挙がりました。
ヨーロッパにはあまり興味が無いので、観光するつもりは無かったのだけど、バルセロナは、2026年にイエスの塔が完成すると話題になっていたので、「サグラダ・ファミリアをじっくり観よう」と2泊する事にしました。
この記事は、バルセロナ空港から市内へのアクセスと2泊したサグラダ・ファミリア徒歩圏の宿についてです。
バルセロナの交通チケット事情
バルセロナ=エル・プラット空港からバルセロナ市内へのアクセスは、ちょっと調べただけでも複数個あります。
エアロバス、メトロ、国鉄(RENFE)、市バス、タクシー、Uber等…
この中で、スーツケースを持った一人旅女性が利用できる現実的な方法の中で、コスパの良いRENFE+メトロを利用しました。
まずは、バルセロナ市内交通について。
ゾーン制で、メトロ、バス、路面電車(TRAM)、近郊鉄道(RENFE)どれを利用しても共通料金となっています。
バルセロナ市内(1ゾーン)の料金がこちら。
| singl ticket(1回券) | €2.9 | 1回使い切り |
| T-casual(10回券) | €13 | 1回あたり€1.3 |
| T-dia(1日券) | €12 | 24時間乗り放題(※空港メトロ往復1回分含む)。 |
| 地下鉄 空港駅専用1回券 | €5.9 | 空港発着のメトロ(L9S線)を利用する際の専用片道切符。 |
個人旅行で使い勝手が良さそうなものをピックアップしました。
24時間以内に空港に戻ってくるのなら、1日券が断然お得!空港メトロ1往復分が含まれてこのお値段は破格です。
私はバルセロナで2泊3日の予定なので、T-casualを購入し、空港往復をrenfeとmetroを利用(4回分使用)し、残ったチケット(6回分)でバルセロナ市内をバスやメトロでタイパ良く観光する方法を採択しました。
RENFEのAeroporto駅へのアクセス
RENFEの駅はターミナル2にあるので、T2以外に到着した際は、ターミナル間シャトルバスで移動します。
ターミナル間シャトルバス乗り場を目指す

入国したら、赤矢印のサインに従って進みます。

すると、ターミナル間シャトルバス乗り場に到着。
T2からRENFEのAeroport駅へのアクセス

シャトルバスをT2Cで下車。
下車すると目の前にRENFE駅が見え、外から行けそうだけど、これは間違い。
一旦T2のビル内に入ります。

すると、2Fへ上がるエスカレーターがあるので、これで上に行きます。
エレベーターは右にある様です。
上がった先は道なりに進むだけです。

この様に、T2とRENFE駅は連絡通路で繋がっているので、便利です。
連絡通路から1Fに降りる必要があるのだけど、ここにはエスカレーターはありません。
でも、エレベーターはあります。
あるんですが… 海外あるあるで、壊れそうでちょっとドキドキでした。

Aeroport駅到着!
RENFEに乗車
renfeの無料チケット配布
私の計画では、ここでT-casualカードを購入する予定でした。
買い方が分からないので、蛍光色のベストを着たスタッフに聞きました。
写真には男性スタッフが写っているが、私が話した時は、若い女性スタッフがいました。
「ここでT-casual買える?」
「あなた日本人?」
「うん」
すると、いきなり「T-casualはサンツ駅で買えます。」と日本語で返答。
大学で日本語専攻だったそうです。
でも私はこの駅からT-casualを使いたいので「ここで買いたい」と言うと…

このチケットをくれました。
「これRENFEで使えるチケット。これでサンツ駅まで行って、サンツ駅で買って」との事。
???なぜにチケットを配ってる?
彼女に聞いてみたけど、そこまで複雑な日本語会話はムリでした。
英語で聞いても、彼女にとって英語は日本語より苦手な様でした。

さっきの写真ですが、このスタッフも左手に配布用のチケットを持っています。
この人は配らずに、券売機でチケットを入手させています。
券売機でも€0.00です。
自国民はマイナンバーカードみたいなのを利用してフリーチケットを入手するオペレーションになっているのかな?
ワケ分からないけど、とりあえずRENFEのただ券を貰って改札を通ります。

復路のバルセロナ市内から空港駅に戻ってきた時に撮った写真なので、方向が反対だけど、改札の雰囲気がわかるので載せました。
さっきのチケットを改札機に入れると、アクリル扉が開きます。
チケットが出てくるので回収するのを忘れずに!
Aeroport駅の様子&30分に1本の電車が運休

空港駅は終点なので、ホームはこれだけ。
乗車ホームと下車ホーム。シンプルで分かりやすい。

壁際に椅子もあります。

時刻は12:44
google mapの経路検索では12:38に1本あったのだが、モニターでは空白になっています。

それに6分前に電車が行ったばかりにしては、待っている人が多いです。
きっと遅れているのでしょう。
「すぐ来るかも?!ラッキー!」と思っていたが、なかなか来ません。

やっとホームに電車が入ってきたのは、13:00。
これ、定刻13:08発の電車です。
結局12:38の電車は運休だったってこと。だから空白だったんだ。
これって、その前の12:08発をギリギリ逃してしまった人は、1時間近く待った、という事ね。
こんな事が普通にあるので、空港へ向かう際はかなり余裕を持って来なくちゃ!

乗客が多く座れないかも…と心配になったが、この電車、連結がかなり長くホームの先端方向へ歩いて分散すると問題なく座れます。

車内はこんな感じ。
途中で4人のストリートミュージシャンが車両ごとにビートルズナンバーを演奏していました。
もちろんチップを回収するけど、無理強いはしません。
お財布を出している人の所にだけ受け取りに行く感じでした。
途中、とてもゆっくり走ってというか徐行していたのでかなり時間がかかった気がしていたが、約30分でBarcelona-Sants(サンツ駅)に到着。
メトロ駅でT-casualカードを購入
さっきのフリーチケットでrenfeの改札を出て、metroに乗り換えます。
目指す駅は、L5(blue line)のSant Pau / Dos de Maig駅なので、「METOR」や「L5」の表示に従って向かうと迷う事はありません。
ただ、このサンツ駅、治安が良くないらしいので、気合いを入れて歩く必要があります。

ここがメトロ改札前の券売機エリア。
バルセロナの主要駅なので券売機の数も多いが、人も並んでいます。
券売機は英語表示を選ぶと、表示されている通りに操作して簡単にT-casualカードを購入できました。
クレカタッチ決済対応。
T-casualカードは€13だけど、初回だけカード代€1がかかり、合計€14でした。
リチャージできる紙製の匿名利用カードに10回分の1ゾーンチケットが登録されました。

これがそのカードです。
このカードを改札でタッチすると、扉が開きます。
あとは、行き先を確認して乗車するだけ。
ちなみに、改札を出る際は、人が近づくと勝手に扉が開くので、タッチする必要はありません。
Sant Pau | Dos de Maig駅に到着

この時は気づかず階段から出てきたけど、エレベーターがある入り口もあります。
入国してから約2時間でここまで到着。
空港内ターミナル移動があったり、renfeの運休やその影響の徐行運転があったり、t-casulaカード購入で並んだりと色々あったので、予想外に時間がかかった。
これなら、素直に別料金を払って空港地下鉄で移動した方がトータル良かったかも…恐らく半分の時間で来れたと思う。
Sant Jordi Hostels Sagrada Familia
宿泊料金高騰著しいバルセロナで、宿探しはかなり苦戦しました。
日本-北京-パリ-バルセロナとビジネスクラス利用ではあるものの、長距離移動後なので、絶対に疲れている。
チェックイン時にトラブルがありがちなAirB&Bは、最初から除外。
宿探しの条件
- メトロ駅から近い
- サグラダ・ファミリア徒歩圏(夜景を観に行くから)
- 安全なエリア
- 清潔
- 許容範囲の価格
これらの条件を考慮し、予約したのがSant Jordi Hostels Sagrada Familia

メトロ駅から本当に5分かからずに到着しました。

女性専用8bedroomの部屋でした。
大きな窓があり、空調も効いていて、イヤな匂いなどもありません。
清潔で、明るい部屋でした。

窓からのviewは、こんなのどかな景色。

各ユニットには、小さな物を置けるスペースがあり、電源とライトもあります。
唯一残念なのが、各ベッドにカーテンがない事。

ベッド番号と同じ番号のロッカーを使います。
確か、中型スーツケースと機内持ち込みキャリーを一緒にロッカーへ入れていた記憶があります。
それくらい大きなロッカーが使えるのは有り難い。
部屋の入り口、ロッカーは、カードキーで管理されており、安心です。
ホステル入り口は、カードキーだったか暗証番号だったか忘れてしまったが、どちらかで管理されており、宿泊者以外入れなくなっています。
トイレ、シャワーも清潔で、1日のうち何度か清掃も入っていました。
キッチンや共用エリアも広く、居心地の良いホステルです。
宿の周りを散策

ホステルの前には小さなストアー。
日本でいうところの「コンビニ」っぽい位置付けです。
価格は大型スーパーより少し割高でした。
オーナーは韓国系でした。

四角の反対側には、別の果物屋さん。
残念ながら、このお店には私の探しているものはありませんでした。
前回の中東・欧州旅で旅行中の体調維持に不可欠となった「ザクロ」です。
サントリーニ島に滞在中、あまり食材に恵まれず謎に胃が痛くて辛かったのだけど、スーパーでザクロを見つけ、食べてみたら一瞬で胃痛が消失。
それからは、滞在都市毎に現地の大きなザクロを入手し、「1都市1ザクロ」と名付けて体調管理に役立てていました。
ホステルのスタッフにザクロの写真を見せながら「これ、どこで売ってる?」と聞いたら
「今季節じゃないから分からないけど、普段はスーパーでも買えるよ」との事。

ザクロを入手しにスーパーを目指すのだけど、まずはこれを確認。
徒歩圏内にサグラダ・ファミリアのある生活。
ゆっくり10分ほど歩くと、これが見えてきました。
サグラダ・ファミリアのイエスの塔です。
2026年6月にイエスの塔完成の式典がローマ教皇を迎えて行われたが、私が滞在していた3月初旬には既に完成したと言われていました。
足場などはまだ残っていましたが…
全貌は明日ゆっくり見るので、ザクロなどの食材確保に向かいます。
この後大型スーパーへ行ったのだけど、その時の写真や夕食の写真が全く残っていませんでした。
かなりの疲労で撮影まで頭が回らなかったのでしょう。
宿の朝食 €7
朝食付き、無しは宿予約時に選択できます。
朝食無しを選択しても、on siteで朝食や夕食をオーダーできます。
朝食は€7(約1300円)。
ホステルの朝食€7と言われると「ふ〜ん」という感じですが、1300円と言われると「高っ」と思ってしまいます。
重ね重ね、yen弱いわ…
朝食は近くのカフェに食べに行く、という人が多いと思われるが、私は朝から何か食べないと動けないので、ほとんどの場合宿泊先で食べて、その後準備して出かけます。

オレンジジュースとミルク
ヨーグルト
オレンジ、りんご
このオレンジジュースは100%ジュースだった気がしますが、オレンジそのものが振る舞われていたので、今回は飲まず。

食パン
ゆで卵
ハム、サラミ、チーズ
トマト、きゅうり
ゆで卵、殻が剥かれています。
殻付きの方が衛生的な気がするのだけど、なぜわざわざ剥いているのだろう?

ホットコーヒー(おそらくネスカフェ)が5L位のポットに用意されています。
紅茶類はtea bagを選んでポットのお湯を入れます。
パンケーキ、パウンドケーキ、マフィン2種
シリアル2種
マーガリン、ジャム、ヌテラみたいなの
フルーツとタンパク質、ちょっとだけど生野菜が食べられるので、満足です。
これに、昨晩購入したサラダとザクロを足して、いつも通りbig breakfastとなりました。
ちなみに、朝食は8時半から。ちょっと遅いよね。
Sant Jordi Hostels Sagrada Familiaはオススメか?
長距離フライト後の宿をホステルにして大丈夫か、若干不安はあったが、結果ここでゆったりできました。
8人部屋だったが、ルームメイトが一人旅か二人旅の集まりでヨーロッパ各国からの人が多く、みなさん常識的な方で、夜は静かに寝る事ができました。
シャワーやトイレの数もそれなりにあり、どこも塞がってて待ち時間が発生、という事もありませんでした。
宿周辺の治安は良く、日没後も不安になる事なくサグラダ・ファミリアの夜景を楽しみ、徒歩で帰ってこれました。
地下鉄の駅から5分未満の便利さ。
周囲にバス停が複数あります。
バランス良い朝食の提供。
スタッフが親切。
ベッドを含め、施設全体が清潔で明るい。
これで、市税込価格¥13306(2泊)です。
なかなか良いチョイスだったと思います。
