Jordan ヨルダン

アンマンでの過ごし方④ フリーツアーに参加してみました。アンマンにこんな映えスポットがあったなんて!

ヨルダンの首都アンマンのダウンタウンに位置する amman pasha hotelでは、【Free Walking Tour】の参加者を募っています。

ホテルに宿泊して初めて知った「棚ぼた」の様なイベント。

この記事では、申込方法とツアー内容についてお伝えします。

スポンサーリンク

フリーウォーキングツアーの申し込み方法

私がこのホテルに宿泊したのは、shared tourを斡旋している、と聞いていたからです。

もちろん、チェックイン時から希望するツアー内容を伝え、翌朝食時には催行を伝えられていたのに、待たされた挙句、いとも簡単にキャンセルされました。

くわしくは、こちらの記事をどうぞ。

アンマンでの過ごし方② アンマン パシャ ホテルでツアーを組んでみました。受け身では出発できません。攻めの行動あるのみ!ヨルダンのアンマン パシャ ホテルでは、アンマン近郊へのshared day tripを企画・催行しています。死海方面やジェラシュ遺跡方面等、日帰り旅行を価格を抑えた乗り合いツアーに参加したいと思っている人は多いでしょう。この記事では、私がこのホテルで経験したshared tour出発までの道のりを紹介します。...

「今日一日どう過ごせばいいのよ~!」とロビーで頭を抱えていると、スタッフの一人がfree walking tourを提案してくれました。

free walking tour 参加方法
  • am11:00 アンマン パシャ ホテルのロビーに集合

事前予約不要、宿泊者以外でも参加可能。簡単です。

フリーツアーが催行される日は、扉にサイン【FREE WALKING TOUR TODAY】が出ています。

ツアー出発前に

11時少し前にロビーで待ってると、どこからか人が集まってきます。

観光客に見えない男性が颯爽とロビーに入ってきて、スタッフと少し話をしていました。

その人が本日のツアーガイドです。

ガイドの自己紹介

ツアーガイドは、地元の大学生(自称)。

服装や身のこなしから、30歳前後のバリバリ社会人に見えたけど…

実年齢は聞いていないので分かりません。

大きな声で、はっきり分かり易い(なまりの少ない)英語で話してくれます。

ツアーゲストは合計13名。

全員の自己紹介(出身と名前)を行った気がするけど、多くの現地ツアーに参加したから、記憶が曖昧です。

本日のレジュメ

「このツアーは無料。車を使わないので、ホテル周囲のダウンタウンを歩いてアンマンの街を紹介します。」

と説明がありました。

実際に歩いた範囲をお示しします。

ホテルを出発して南下し、西側を経由して戻ってくるルートです。

アンマンの街は、すり鉢状になっているので、これだけの範囲でも坂道だったり階段の昇降がありました。

注意事項の説明もあったので記載しておきます。

  1. 人の多い所を通る事もあるので、ガイドを見失わない様に付いてきて。
  2. 安全に注意して。
  3. 写真を撮る時は、ローカルの人に敬意を払って。
  4. 女性にカメラを向ける事は良く思われません。
  5. ツアー途中離脱は自由。逆に迷子になってもガイドに責任はありません。
スポンサーリンク

ツアー出発

自己紹介と簡単な注意事項説明が終わると、ホテルを出発します。

13人の観光客がぞろぞろ歩いてガイドについて行きます。

ムスリムの国なのに、これ大丈夫なんだ。

ダウンタウンを歩いていると、ビルの壁画が眼に飛び込んできました。

どういう意図のある画なのかは分からないけど、顔の半分が男性、半分が女性になっています。

偶像崇拝禁止の国なのに、顔?

でも、この画は崇拝の対象じゃないからOKか。

女性が表に出る事を良しとしないけど、これも時代の変化なのかな…

色々分からないなりに考えさせられました。

近くのベーカリーで味見

画の近くに店を構えるal hamawi bakeryへガイドが入って行きました。

オーソドックスなアンマンのベーカリーはこんな感じで、店でパンを焼いているから美味しいよ、と言っていました。

セサミシードのクッキーを味見させてくれました。

チャイスタンド

ここのチャイとコーヒーを出すスタンドは、陶器のカップで出してくれます。

この陶器は使い捨てです。欲しければ持ち帰りも自由。

インドのチャイ屋みたいだけど、カップの大きさが違って使い捨ては少し気が引けました。

アンマン唯一の映画館

かつてダウンタウンには3軒の映画館があったそうですが、今はこの1件しか営業していないそうです。

中を少し覗いてみました。

確かに映画館っぽい。

ローカルスーク

ガイドは、ローカルスークに入って行きました。

地図を見ても名前が書かれていないし、地球の歩き方の地図には「食料品スーク」と記載されていました。

まぁ、その通り食料品全てが揃うスーク。

大混雑の中、観光客13名でおじゃまします。

豆類とスパイスのお店。整然としています。

混雑しているけど、そもそも通り道がとても狭い。

真っ赤に熟れた新鮮なトマト、立派ななすびとカリフラワー。

農産物もしっかり収穫できる国、ヨルダン。

精肉店もあります。

スークから出た道端では、各種鳥が販売されていました。

ダウンタウン(旧市街)の雰囲気。

奥の方に次の目的地が見えてきました。

スポンサーリンク

フセインモスク

正式名称はGrand Husseini Mosqueというそうです。

ダウンタウンのシンボル的存在。

観光客も入れると思うけど、このツアーでは素通り。

先へ進みます。

フセインモスク向かい側にあるジューススタンド。

フルーツが一杯吊るされていて美味しそうだけど…

オーダーしに行くには、軽く気合が要りそうです。

フセインモスクの向かい側にある道を入ってきました。

振り返ると、モスクとミナレットが正面にある景色って素敵です。

服のスークと閉館した映画館

Souq Mango 美味しそうな名前だけど、fabric souq (服や生地の市場) だそうです。

中には入っていません。

ここも映画館っぽいです。さっきは1軒しか残っていないって言っていたのに。

閉館してしまった映画館だそうです。ガイドが説明しています。

アンマンの映えスポット

さっきの閉館した映画館を後にして道なりに進むと、こんなに可愛いスポットがあるのです。

最近は、どの国に行っても天井に傘を釣った映えスポットがありますが、まさかアンマンにまで…

私個人的にはこの傘の演出、アジアっぽくて残念に思ってしまいます。

だって、せっかく中東の国に来てるのに、何故にアジアを感じさせる!

そんな事を言いつつ、私もちゃっかり写真に収めています。

でも、私が「映えスポット」として紹介したいのは、こちらです。

階段の壁沿いにお花のポットが設置されています。

そして、歩いていてもほぼ男性しか目にしないこの中東の国ヨルダンで、こんなに可愛らしい女子とこの美しい花々の競演!

私は彼女達を含めてこの場所を、アンマン一の映えスポットと認定します。

ここだけ明らかに雰囲気が違っていました。

階段下の路面には、こんな可愛いオブジェがあるので、分かり易いです。

HASEHM Restaurant

アンマンで有名なレストランで、観光客にも人気です。

フムスやファラフェル等、完全ベジタリアンメニューで、美味しい上にお腹いっぱい食べてもお手頃価格です。

ツアーでは立ち寄りませんが、アンマン滞在中1度は行ってみる様に勧められました。

私も行くつもりにしていたので、事前に場所が確認できて良かった。

自動のファラフェル製造機が沢山のファラフェルを作っていました。

近くには、Mansour Hotel (コーダホテル) があります。

「君は日本人だから知ってるだろ、ここがMansour Hotelだよ」とガイドが教えてくれました。

スポンサーリンク

DUKE’S DIWAN 保存状態の良い石造りの建造物

このツアーで唯一観光地の様な所に立ち寄りました。

デュークス ディワンとは、アンマンで最も古く保存状態の良い石造りの建造物の一つです。

1924 年にアブドゥル ラフマン マディによって建てられたこの建物は中央郵便局として機能し、1948 年以降はハイファ ホテルが入居しました。

2001 年、この建物はマムドゥ ビシャラット氏の目に留まり、保存目的でこの建造物を借り上げ、現在も訪れる人に門戸を開けています。

スポンサーリンク

ナイス・アテンド!美味しいスイーツ紹介

ゴールドスークがありました。

一緒に回っていたオーストラリア人の子が、「ここ安くてお得!」と言っていました。

更に先へ進むと、スイーツ屋さんに到着。

ガイドが中へ入る様に促します。

ヨルダンというか、中東のスイーツは甘々だから私は敬遠しています。

でも、クーラーが効いている店内は魅力的だったので、中に入りました。

味の想像がつかない、でも甘いんだろうな、というスイーツが並んでいます。

購入するつもりは無いので、暫く涼んですぐに店を出ました。

すると、ガイドがゲストにスイーツを振舞ってくれました。

これが、予想に反してやたら美味しい!

ふわっとしたチーズの風味とピスタチオが良く合います。

Slorh Shahba Sweets

Googleで評価4.4と高かったです。

ここの一押し「Sweet Cheese Rolls」、次アンマンに行った時は、自分で購入します。

スポンサーリンク

ツアーの終わりに

スイーツを振舞われた後、パシャホテルのロビーに戻ってきました。

2時間程のウォーキング・ツアー、なかなか満足な内容でした。

特に最後、無料のツアーなのにガイドからスイーツの施しがあり、ゲストは「チップを弾もう」という気持ちに傾きます。

こういう所、なかなか上手い手法だな、と思います。

ガイドは最後に

「自分は、他のバイトをせずに時間をこのフリーツアーに費やした。学費を払う為、援助してくれると嬉しい。」と言っていました。

気持ちだけ、と言いつつ、JD1札というワケにはいかないと思い、JD5札を渡したけど、これ、多くのカップルが二人分のチップとして渡している額と同じでした。

私も、JD5は多いなと思ったけど、満足度が高いからまぁ良しとしましょう。

以上、フリーツアーの全容をお伝えしました。

けん

ここまでお付き合い頂き、有難うございました!

スポンサーリンク