Jordan ヨルダン

ヨルダンの死海リゾート Crowne Plaza Jordan – Dead Sea Resort & Spa

ヨルダン 死海リゾート

こんにちは けんです。

今回は、中東ヨルダンにある死海(dead sea)で浮遊体験をする為に宿泊したCrowne Plaza Jordan – Dead Sea Resort & Spa をご紹介します。

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~ヨルダン~ 初めての中東旅行

ヨルダン旅行を具体的に計画するまでは、中東の国々=危険、土色、砂だらけの国というイメージでした。

今でもこんなイメージを抱いている方は少なくないと思います。

しかしそれは、遠くに住んでる人達がほんの僅かに漏れ聞こえてくるセンセーショナルなニュースによって植え付けられたイメージなのです。

中東の国、特にヨルダンは観光資源が豊富な穏やかな国なのです。

魅力いっぱいの国、ヨルダンについては、また別の記事でご紹介します。

大前提で、渡航先がヨルダン、中東だからではなく、海外渡航をする際には、必ず渡航先の情報を収集して状況を把握する必要はあります。

最低でも外務省 海外安全ホームページにアクセスして、海外安全情報のページから渡航先の「危険情報」と「感染症危険情報」をチェックして渡航の可否を判断して下さい。

渡航すると決めたら、外務省が提供しているたびレジに登録しましょう。

一人旅でのトラブル回避については、こちらの記事、一人旅のススメ ② デメリットを払拭! 不安と危険の回避方法を参照下さい。

初めての中東旅行、これは一人旅ではなく友人と二人での旅でしたが、個人手配でとても充実したものでした。

この記事では、最初に訪れた観光地、死海のリゾートホテル滞在についてご紹介します。

空港からのアクセス

ヨルダンには、首都アンマンと南のアカバに国際空港があります。

アカバの空港は、主にヨルダンの国内線、近隣国からの定期便とヨーロッパからの臨時便のみで利用されているこじんまりした空港です。

ほとんどの方は、アンマンにあるクイーンアリア国際空港から入国する事になります。

クイーンアリア国際空港から死海リゾートホテルへ向かうローカルバスは無いので、ホテル送迎を事前に申し込むか、空港タクシーで向かう事になります。

空港タクシーはfixed price(定額料金)となっているので、値段交渉は不要です。

タクシー乗り場は、空港の到着ロビーを出るとすぐ分かります。

タクシー乗り場に向かって歩くと、中東の濃い顔のオジサン(ドライバー)達が口々に何か言いながらワヤワヤ集まって来るので気つけて(覚悟して)下さい。囲まれると結構怖いです。(別に危害を与えられるワケではないけど、インパクトmaxです!)

大袈裟に怖がってる顔をして後ずさりすると、相手にも伝わってそれ以上近付いて来ないので、そんな状況になったら、この手を使ってみて下さい。

そんな状況になっても、救世主「タクシー配車を管理するオジサン」がどこからか現れるので、心配する必要はありません。

このオジサンが、私達に行先を聞いてメモを書いてくれます。そしてドライバーを決めて指示してくれるので、そうするとワヤワヤ集まったオジサン達は一気に解散!散らばっていきます。

先に記載した通り、空港タクシーは料金が決まっているので、値段交渉の必要はないけど、念の為、配車管理のオジサンとドライバーの二人が揃っている前で値段の確認をする事をお勧めします。

この行動が、乗車後に色々起こりそうなトラブルの抑止力として働く事もあります。

是非落ち着いて、この行動を忘れず行って下さい。

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タクシーでホテルへ向かう際に行う事

タクシーでホテルに向かう時は、いつも水を購入できる売店に寄ってもらいます。

車なので重い水のボトルを持ち歩かなくて済むし、チェックイン時はベルボーイが荷物を運んでくれるので、6本パック買いしたりします。

国にもよるけど、観光客である外国人が買うのと、ローカルのドライバーが買うのとでは値段が違う事も多く、親切なドライバーだと、「自分が買ってくる」と言って率先して店に消えて行く人もいます。

どうして自らパシリに?まぁ、それなりの理由はあるのでしょうけどね。(ご想像下さい。)

観光客である自分が店内に入って買うよりは遥かに安く手に入れてきてくれるので、自分からお願いはしないけど、ドライバーが自ら行ってくれるのなら、私は喜んでお任せします。

ミネラルウォーターの使い方

因みに、1.5Lの水6本は流石に多くないか?と思う方もいると思いますが、ミネラルウォーターは、飲み水としてだけでなく、色んな所で必要となります。

  • コンタクトレンズの装着時
  • 歯磨き・うがいの時
  • 自分好みの濃度のスポーツドリンクを作る時
  • 部屋のグラスやポットを共洗いする時

海外の水道水をどの程度信用していいのか分からないので、感染し易い粘膜に触れる部分は、ミネラルウォーターを使用した方が安心と考えています。

歯磨きやうがい程度は、ほぼ大丈夫だけど、その時の体調や国によってはミネラルウォーターを使っています。

季節にもよりますが、時差等で体調が万全でない時って普段より脱水による影響を受け易いと思います。

でも、甘い飲料が好きではない私は、市販のスポーツドリンクは甘すぎて好みではありません。

なので、日本からスポーツ飲料の粉末を持参し、現地で溶かし、自分好みに薄めて持ち歩いています。

部屋に置いているグラスやポットは清潔であると信じたいけど、我が身は自分で守らないといけないので、使用前には一度水道水で洗い、その後、ミネラルウォーターを1/3程入れて共洗いします。

気の持ち様なだけかもしれませんが、水の量に余裕がある時にはこの様な使い方もできます。

そして、余ったボトルはスーツケースに入れておくと、移動時の邪魔にならないし、次の宿に水が無くても困る事はありません。

死海リゾートのセキュリティー・チェック

ロビーに入るまで、3回のチェックがありました。

  • ゲートでドライバーチェック
  • 車付け前でゲストチェック+車チェック
  • エントランスでゲストと荷物の金属探知機

タクシーというか、車でホテルへ向かうと、まずゲートでドライバーは顔写真付きライセンスをゲート・ガードに渡すか少なくとも提示して身分を明かします。

ゲートを通過したら、今度はエントランスの車付けの手前で再びセキュリティーチェック。

ここでは、ゲストである私達の宿泊予約を確認するので、バウチャーを印刷しておくか、スマホで提示できる様に準備しておくとスムースです。日本人の名前は、口頭で伝えても相手には理解しにくいので。

セキュリティー・ガードは宿泊者リストの様なものを持っていて、バウチャーと照合させます。

その間に、別のガードが車の裏側まで鏡を使ってくまなくチェックしていました。

何事もなくチェックが済んだら、ようやくエントランス前の車付けに到着です。

ここでタクシーを降りて、スーツケースを受け取り、三度セキュリティーチェックを受けます。

エントランスには空港と(見た目)同じセキュリティーシステムが設置されています。

人も荷物も金属探知機を通ってようやくロビーに入ります。

ただし、ここで注意!

先に水を沢山仕入れましょうと記載しましたが、水のボトルはエントランス預かりになります。

セキュリティーの為なのか、詳しく聞かなかったけど、ホテル内に持ち込めない荷物を保管する部屋が用意されていて、水のボトルはそこでの預かりになりました。

全部持って行かれたら困るので、とりあえず一人1本ずつは確保して部屋に持ち込みました。

これも、黙っていたらそのまま持って行かれるので、必要な事はちゃんと訴えないといけません。

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Crowne Plaza Jordan – Dead Sea Resort & Spaのチェックイン

リゾートホテルのチェックインあるあるですが、ここも時間がかかります。

しかも、リゾートホテルでのチェックインでよくある椅子に座りながら書類を書いて、ホテル内の説明をゆっくり聞くという準備はされておらず、このホテルはレセプションに用のあるゲストが集まり、一人のスタッフを取り合いする、という感じでした。

心にゆとりがある人は、ロビーの椅子に座ってレセプションが落ち着くまで待ちましょう。

最初、私達もそのつもりで待っていたのだけど、待っている間もゲストが増えてきたので、仕方なくレセプション前で立って待ちました。

ようやく私達のチェックイン手続きが終わったのは、ロビーに入ってから1時間近く経っていたと思います。

部屋へはカート移動で向かいました。

早速死海へ向かいます。

部屋は清潔でそこそこ広く、二人利用でも特に不便はありませんでした。

冷蔵庫には缶ジュースやパックジュースが8本程入っていて、FREE DRINKとなっていました。

常温の水ボトルやポットもありましたが、急いでいた為か部屋の写真が全く残っていませんでした。

部屋に入って落ち着くと19時前でしが、まだ明るかったので死海へ向かいます。

もちろん、ホテルのプライベートビーチですが、ビーチへ行くのも距離と高低差があります。

薄暗くなってきました。急いでエレベーターに乗ってビーチへ降ります。

スタッフがビーチの片付けをしていました。

タイムリミットかと思ったけど、スタッフに声を掛けるとENJOY!と言われました。

ならば、遠慮なく遊びます。

ムスリムのご夫婦なのか、奥様は洋服でヒジャブを被っていて、旦那さんは真っ黒にマッドパックを楽しんでいます。

私達も真っ黒になりはしゃぎました。

かなり陽が傾いていたけど、遅くに来たゲストを笑顔で迎えてくれたビーチガードです。

私は普通に泳げます。だから、死海で浮くぐらい簡単!と思っていたのだけど、想像以上に浮いてしまい、逆に溺れそうになりました。

すかさずビーチガードがアドバイスしてくれます。

両手を鳥の様に伸ばして、肩の力を抜いて、リラックスして…。

すると、ちゃんと浮きました!

余りに的確なアドバイス、信用度MAX!です。

死海は湖で海ではありません。海抜-200M 海抜-400Mの低い位置にあり、気温も高くなります。

でも、夕方になると風が強くなり、湖だけど波が立ってきます。気温も下がり寒くなってきます。

そして、水面下では潮流があり、お湯の様に温かい層と、身体を冷やす冷たい層があります。

こういう事も、死海に入って初めて知る事になりました。

いい加減、暗くなったので部屋へ戻ります。

道中のプールサイドから、夕焼けがキレイでした。

リゾートのメインプールは、とんでもなく大きいです。

そして、映えます。朝はもっと映えます。

夕飯は、疲れたので部屋から出かける気力なく、ルームサービスをオーダーして済ませました。

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朝からしっかり遊びます

橋を渡ってレストランへ向かいます。

夜の景色もキレイだったけど、朝の明るい時間の景色はよりテンション上がります。

朝食はビュッフェで、オムレツはシェフが焼いてくれます。

朝食後は荷物をまとめてチェックアウトし、部屋を明け渡したら死海とプールを堪能しにビーチへgo!

プライベートビーチの全容。

ビーチベッドもパラソルも十分量あります。

真水のシャワーも2-3ヶ所あって安心です。(これ、死海には本当に必要です。)

右端に写っているエレベーターでビーチへ降ります。

エレベーター、ビーチから見るとこんな感じ。ガラス張りです。高さも結構あります。

水は透明でキレイです。

白波に見えるのは、塩の結晶です。

波は塩と直行して立っています。

死海ビーチは石がゴロゴロです。

裸足では痛いし、塩の結晶で切り傷を作ってしまうととんでもない事になりますので、脱げにくいサンダルを持参される事をお勧めします。

みんなが真っ黒になって喜ぶ泥パックは、この様にバケツに用意されています。

怪我をしない様に、小石等を取り除いてくれています。

因みに、ヨルダン側の死海リゾートでは多くのホテルで死海の泥が用意されているけど、イスラエル側の死海リゾートでは、泥は既製品を購入してパックするか、リゾートのスパで行うか、という事になっています。

私は、泥パックを自由に楽しめるヨルダン側の死海リゾートを断然お勧めします。

ゲストが利用する死海の泥は、この様に人力で採取されています。

ちゃんと小石等を避けてタンクに入れているので、有難いです。

死海ではプカプカ浮いて、身体が冷えたらビーチベッドへ戻って体を温め、泥を塗りたくったら乾くまでベッドで寝っ転がり、カピカピに乾燥したら死海に浸かって泥を洗い流す、という事を繰り返し、十分楽しみました。

そろそろプールを楽しもうと、ビーチを離れます。

緑が豊かなビーチでした。

さっきのエレベーターで昇ってきました。

まずは、写真に写ってるインフィニティー・プールに行ってみます。

素敵じゃないですか?

ここは、ビーチもプールも広さがあるのだけど、ゲストが少ないので、ほぼプライベート・プール状態で楽しめました。

メインプールにやってきました。

朝食のレストランへ行く時に渡った橋の下を泳ぎます。

このとんでもなく大きなプール、ゆるーく流れるプールとなっていました。

ここでもゲストは見かけるけど、ガラガラです。とってもリラックスして過ごせました。

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既に部屋はチェックアウトしていますが…

着替えたり身支度するのには、部屋を残しておく方が便利なのですが、今回はビーチとプールを出発時間ギリギリまで楽しみたかったので、先にチェックアウトしました。

シャワーと着替えは、プールサイドの施設を利用できるので、そこで済ませました。

次の滞在先、ペトラへは既にタクシーを手配していたので、約束の時間にロビーで落会い、思いっきり楽しんだ死海リゾートホテルを後にしました。

Crowne Plaza Jordan – Dead Sea Resort & Spa での滞在をお伝えしました。

  • 空港からは、空港タクシーで向かいました。
  • 厳重なセキュリティー・チェックがあります。その一環なのか、水のボトルはホテル預かりとなります。
  • レセプションでのチェックイン手続きには時間がかかるし、立ちっぱなしで疲れます。
  • リゾートは広いので、部屋へはカートで移動します。
  • 最も下のクラスのツインルームを予約したけど、二人利用で問題ない広さで、景色も楽しめました。
  • 死海ビーチは、日没ギリギリまで楽しめます。
  • リゾート内は美しくライトアップされているので、夜の散歩も楽しめます。
  • 朝の景色も絶景です。
  • 朝食ビュッフェは、中東料理と一般的な洋食のバラエティーに富んだ料理が並んでいます。
  • 死海のプライベートビーチには、ビーチガードが安全を管理しています。
  • 泥パックの泥は十分に用意されていて、取り放題です。
  • ビーチベッド、パラソルも十分量用意されています。
  • 死海では切り傷を避ける為、脱ぎにくいサンダル持参をお勧めします。
  • リゾート内には、メインプールとインフィニティー・プールがあり、どちらも混雑なく静かに楽しめます。
  • プールサイドにはシャワーブースと更衣室が用意されているので、チェックアウト後も施設を楽しめます。

こんな感じで、たった1泊でしたがヨルダン側の死海リゾートステイを楽しみました。

死海には、パブリックビーチもあるし、各リゾートホテルで施設のデイユースを提供しています。

宿泊しなくても、浮遊体験を楽しむ事はできるけど、時間が許せば宿泊してゆったり楽しまれる事をお勧めします。

けん

ここまでお付き合い頂き、有難うございました!

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