Jordan ヨルダン

アンマンからパレスチナへ陸路国境越え。キングフセイン橋を利用したら、まさかのトラップに巻き込まれた(>_<)

ヨルダンのアンマン → ヨルダン川西岸地区のパレスチナ/イスラエルのエルサレムへ向かう際、旅行者によく利用されるKing Hussein Bridge / Allenby terminalを私も利用したので、その時の様子をお伝えします。

多くの方がコメントしている通り、かなり時間が掛かります。

しかも、国境内でまさかのトラップに巻き込まれ、エルサレムのホテルに到着した時は、クタクタでした。

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実は国境でなく、出入国審査所

King Hussein Bridge / Allenby terminalとは、この様な性格があります。

キングフセイン橋とアレンビー橋は同一の橋という事実!

ヨルダン川に掛かる橋を、ヨルダン人はキングフセイン橋と呼び、イスラエル人はアレンビー橋と呼んでいて、同じ一つの橋の事を示しています。

橋の西側はヨルダン川西岸地区(パレスチナ)、東側はヨルダンで、ヨルダン川西岸地区に居住するパレスチナ人がヨルダンと往来する為の出入国地点の役割を果たしている出入国審査所で、正式な国境ではありません。

イスラエル人はアレンビー橋を通過できない!

パレスチナ人はイスラエルのベングリオン国際空港からの出国を許可されていない ((+_+)) ので、この出入国審査所を利用してヨルダンへ渡り、ヨルダンのクイーンアリア国際空港から出国する事になるそうです。

一方、イスラエル人はアレンビー橋を通過する事を許可されていない(*_*)のです。

利用できるのはパレスチナ人とイスラエル人以外の外国人観光客のみなので、イスラエル人の友人と国境を超える際は、北のBeit She’an / Sheikh Hussein crossing か、南のYitzhak Rabin / Wadi Araba crossing を利用する事になります。

予算を抑えるなら、JETTバスを利用しましょう。

キングフセイン橋の国境まではタクシーでも行けますが、予算を抑えるならJETTバスを利用しましょう。

アブダリのJETTバスオフィス前から出発します。

チケット代はJOD11と高めに感じますが、このチケットには国境内で乗車するバス代金も含まれているので、タクシー利用よりはかなり予算を抑えて国境を超える事ができます。

これ、かなり重要なのでしっかり覚えておいて下さい。

バスは早朝6:30発。チケットを持っていても30分前にはオフィスへ来る様に案内されます。

因みに、国境越えのJETTバスチケットを事前に購入するのは簡単ではありません。

クレジットカード発行国に関連するのか、webでの購入は不可能。

乗車3-4日前にオフィスへ行っても通常は購入できず。(私はかなり無理を言って3日前に購入しましたが、お勧めしません。)

一般的な方法としては、乗車前日にオフィスで購入するか、当日購入しかありません。

心の安息を求めるなら、前日購入をお勧めします。

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国境越え当日朝

チケットは確保しているが、出発30分前(am6:00)までにオフィスへ来る様に言われているので、余裕を持ってホテルを5:30にチェックアウトします。

国境越え前日に、ホテルのフロントで5:30のタクシーを予約し、寝る前に再度フロントで確認したのに、英語がやや怪しいポンコツのフロントマンが、当日朝、別のアジア人二人組にそのタクシーを利用させてしまいました。

私達とそのアジア人二人組を同一人物と思った様です。

朝からポンコツ・フロントマンにイライラさせられたけど、この人にこれからタクシー手配を依頼しても頼りにならないと思い、自分達で外に出て片っ端からタクシーに声をかけて捕まえる事にしました。

すると、今回の国境越えの相棒が捕まえてくれて、無事アブダリオフィスまで遅れずに届けて貰えました。

既に多くの人がオフィスの中や外で待っていました。

人気のある路線なので、満席になる事も珍しくないそうです。

私が乗車する日もオフィスの中では、チケットを入手していない人達が不安気な顔で待っているのを見ました。

バスは到着しているのに、なかなか乗車できません。

出発時間である6:30頃からチケットを購入している人の名前が呼ばれ、順に乗車します。

しかし、バスはなかなか出発しません。

King Hussein Bridge terminalに向かって出発

バスは約30分程遅れてようやく出発しました。満席でしたが、全員が乗れたのかは不明です。

バスの中はクーラーが効いていて22℃。薄着だとちょっと寒いです。

動き出してから、持ち込んだ朝食を食べ始めました。

King Hussein Bridgeへ向かっています。

King Hussein Brigde terminalのゲートに到着。

アブダリオフィスから約50分かかりました。

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ヨルダン出国手続き

いよいよ陸路国境越えのスタートです。

JETTバスが10台位停車している駐車場に到着し、下車します。

案内は何も無く、どうすれば良いのか分からないので、とりあえず道なりに歩いてウロウロしています。

すると、スタッフらしき人が声をかけてくれました。

「君はヨルダンに入国するの?出国するの?」

「出国します。」

「じゃあ、こっちだよ」

全く違う所をウロウロしていたので、いいタイミングで声を掛けてくれたものです。

開ける扉は、【外国人旅行者入口】です。

窓口が二つ並んでいる部屋に辿り着きました。

ここがPassport Controlの様です。

まずは、窓口手前に置いているこの出国書類を記入します。

そして、パスポートと記入済みの出国書類をこの【Passport Drop Off】窓口に提出します。

各自提出しに行ったのか、バス毎に係員が集めていたのかは記憶があやふやです。

ここで30分程の待ち時間が発生しました。

トイレもあるし小さな売店もあります。

ベンチもそこそこの数あるので、この日の込み具合程度なら、時間を潰すのも大丈夫。

でも退屈なので、周りをウロウロしながら待っていました。

そろそろ呼ばれるかと思いこの【Passport pick up】窓口に戻ってくると、丁度呼ばれている所でした。

ここでは、パスポートを返却されるのではなく、出国税を支払います。

JOD10でした。

支払うとこの2枚つづりの引換券を渡されました。

きっとパスポート番号と紐づいているのでしょう。

ここで再び待ち時間が発生しました。

同じバスの人全員が出国税を支払ってから案内される様です。

暫く待っていると、前の方の人達が外に向かって歩き始めていました。

誰も声をかけず無言だったので、ボーっとしていたり、居眠りしていたりすると、置いてきぼりになりそうで危ないです。

みんなに聞こえる声で誘導してよね!と言いたい所です。

他の人はどうだか分からないけど、私はさっきと同じ席に座りました。

全員が乗り込んだら、まずこの人が乗り込んできました。

JETTバスの係員かな?ここから緩衝地帯を走るバスの代金を徴収していきます。

ここで先ほど「重要ですよ!」と言っていた事を思い出して下さい。

アブダリからJETTバスできた人は、ここのバス代金も含まれているので、別途支払う必要はありません。

それでも、この係員は当然の如く「JOD7」と言って徴収しに来ます。

「私はアブダリからJETTバスで来ているので、払う必要はないでしょ。」

と言ってもしつこく要求してきます。

なので、このチケットを見せながら、「このチケットに料金は含まれてるの知ってるのよ!」と語気強めに言うと、相手は少し怯んでいたけどまだ諦めません。

「luggae feeでJOD7」と言ってきます。

人間と荷物が同じ値段ってどういう事よ!日本人ちょろいと思われ過ぎだわ。

「君のLuggageはどこ?」と聞いてきたので、足元に置いてるD-bagを指差して「ここよ!」と言うと、ようやく次の人の所に行きました。

本来はラゲッジストレージに入れているスーツケースには料金がかかるのかもしれません。

でも、バスに乗車してる客のみんなが支払いを行っているワケではなかったので、キチンと主張すべき所は主張しないと、いつまでもカモにされ続けます。

さっきのバス代金徴収係員に遅れる事数分で、次にパスポートコントロールオフィサーが乗り込んできました。

バス乗客全員のパスポートを抱えて、1人ずつ名前と顔写真を確認しながらパスポートを返却していきます。

どういうワケか、私のパスポートは最後に返却されたので、かなりドキドキしながら待っていました。

返却時には、この2枚綴りチケットの1枚を渡してパスポートと交換で受け取ります。

一枚は何かあった時の問合せ用なのか、私の手元に残っています。

受け取ったパスポートの中には、出国書類に出国印が捺印された状態で返却されます。

とりあえず、バスの乗客全員が無事バスに乗り込み、パスポートを返却された様です。

何の説明もなくバラバラに行動しているのに、よく間違いが起きないものです。

これでヨルダン出国が完了しました。

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緩衝道路をバスで通行。ここでまさかのトラップが!

am9:00 ようやくバスが駐車場を出発しました。

am5:30 ホテルのフロント待ち合わせからここまで、既に3時間半。

疲れていないと言えばウソだけど、まだ先に進んでるので気持ちは折れていません。

ここからがトラップの沼。地獄の始まりでした。

ヨルダン側からはJETTバスが向かい、イスラエル側からは正面に見えているグレーのバスで来るのかな?

少し走ると、このコンテナトラックの大渋滞に遭遇しました。

バスは別の車線を走るからいいけど、この大渋滞に巻き込まれたトラック運転手たちは、どんなに絶望していることでしょう。

暫く行くと、ゲートらしき所が見えてきました。

しかしここは何でもなく、ただ通過しただけでした。

問題はここから暫く走った先です。

その光景に、悲鳴が上がりそうでした。

こちらです。橋が見えてきてウキウキしつつも、左車線の絶望的なトラック渋滞に驚いています。

これがKing Hussein bridgeなのかな?

右端に見える工事中サイン、この時は全く気にしていませんでした。

この渋滞、いつもこんな感じ?ここは正規の国境ではないので、超えるのにかなり時間がかかると聞いていたけど、仕事で行き来しているトラックでさえこんな状態って、恐ろしい状況です。

驚きつつも商業車両だけ、と他人事の様に感じていたのだけど、橋を渡り切る手前で事の重大さに気付きました。

この絶望的な渋滞、トラックだけではない。バスも延々と連なっているじゃない!!

しかも人が歩けないハズの緩衝道路なのに、歩いている人がいる。ただ事ではない!

あっちゃ~ (>_<) 遅くなる覚悟決めなきゃ…。

随分トロトロ運転の末、ここに到着しました。

検問所の様です。

前のバスがスタッフによる検問を受けています。

前のバスが進むと信号が青に変わり、このバスの順番がやって来ます。

このバスもちゃんと調べて貰い、問題が無かったのでゲートが開き、先へ進みます。

すると、ようやくここにやってきました。

ここで初めて【アレンビー】という名称が記されている看板を見ました。

ここが緩衝道路の終着点なのでしょう。

やっとここまでたどり着き、ホッとしました。

しかし、前のバスは先に進まず、逆にバックしてきて停車してしまいました。

意味不明の動作にこのバスのドライバーも暫く様子を伺っていましたが、いつまでたっても前のバスはゲートを超えようとしません。

状況が分からないドライバーが、前のドライバーに状況を聞いています。

good job! それでどうなってたの?

残念ながらドライバーが戻って来ても、報告はありませんでした。

どうも、先へ進めない理由はこの工事が原因の様です。

まさか、自分が国境を超える日に工事が行われているなんて…。

確かに、こんな所で工事しているのに、横で検閲なんてできないよね。

待つしかない。

何時間かかるんだろう…と項垂れていたけど、いつの間にかショベルカーが居なくなっていました。

工事がひと段落ついて、ゲート業務が再開された様です。

ようやく終盤が見えてきました。

バスの駐車場という事は、ここがアレンビー・ターミナルという事でしょう。

到着です!

Arrival hallsとサインが出ています。

まだ2台前のバスの乗客が並んでいるし、前のバスは荷物だけ出ていて乗客は降りても来ていません。

ここでもかなり並ぶのか~とテンション下がっていたのだけど、バスのドライバーはギリギリまでドアを開けずに車内で私達を待たしてくれました。

そう、この炎天下で並んで待つのは、日射病との闘いです。

ギリギリまでクーラーが効いた車内で座って待たせてくれたドライバーの心遣いに拍手!

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イスラエル入国手続き

ここからはイスラエルの入国手続きです。

ここで別室へ案内されるとどれだけ時間が掛かるか分からないので、写真は無し。

カメラはもちろんの事、スマホも手に持たず、疑わしい行動は控えます。

【arrival hall】の入口には、荷物のX線検査機が設置されています。

重たいスーツケースも自力でベルトコンベアに載せます。

荷物チェックを終えた先には、passport control窓口がポツンと一つだけあります。

初めての陸路イスラエル入国。何聞かれるんだろう、と緊張しつつ窓口に挑みます。

するとそこには若い女性審査官がいて、私のパスポートを無表情でパラパラめくりながら審査します。

私は若干ドキドキしながら審査官の顔と手元(自分のパスポート)を交互に見つめています。

しばらくして無表情の審査官が顔を上げて私を見ると、いきなり表情を変えました。

満面の笑顔で「へぇ~日本から来たの。ウエルカム!」

キョトン! 一瞬フリーズしました。

色んな国で入出国審査を受けたけど、ウエルカム!なんて言われた事ないし、そもそも審査官に笑顔を向けられたのも初めて。逆に驚いて何を聞かれたか忘れてしまいました。

入国許可証を発券されて無事入国完了。

ヨルダン出国書類は、手元に残ってないのでここで回収されたのだと思います。

エルサレムまでのアクセス

個人旅行で来る多くの人が、エルサレムへ向かうと思います。

乗り合いタクシー(セルビス)があるので、利用しましょう。

審査所の建物を出て右に建物に沿って進むと、曲がった所にセルビスのチケット売り場があります。

ヘブライ語とアラブ語でしか書かれていないので、何を書いているのか分からないけど、

黄色のチケットがNIS42で乗車代金、緑のチケットがNIS5でスーツケース料金です。

定期運航ではなく、人数が集まれば出発するっぽかったです。

到着するのは、東エルサレムにあるgolden gate hotel近くSultan Suleiman central Stationというバスターミナルです。

ここは、路面電車が通る道に面しているので、セルビス下車後も路面電車やバスで移動できて便利です。

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まとめ

アンマンからエルサレム旧市街へKing Hussein Brdgeを利用して出入国を行った様子をお伝えしました。

先に南部のYitzhak Rabin / Wadi Arava Borderで、とても簡素な国境越えを経験していたので、余計に疲れた気がします。

イスラエルからヨルダンへ南部の国境を利用し、陸路国境越え。エイラットから出国し、アカバへ入国する方法。イスラエル・ヨルダンの陸路国境越えの方法を、実際の経験を元にお伝えします。情報が比較的少ない南部の国境イツハク・ラビン/アカバ ボーダー(Yitzhak Rabin / Wadi Arava Border)を利用しました。国境で過ごした時間は、たったの35分!シンプルでとても簡単な手続きでお勧めできますが、利用する際は、最新の現地情報を確認の上、計画下さい。...

以前と比べて出入国審査はかなり簡素化されていると思われますが、利用者が多い為かなりの時間を要しました。

また緩衝地帯を決められた車両に乗る必要があるというシステム上、団体行動を行う必要があり、その分でも余計に時間を要しました。

その上、緩衝地帯内の工事に出くわしてしまい、絶望的な渋滞に巻き込まれ、エルサレムのホテルへ到着した時はへとへとでした。

しかし、イスラエル入国審査はとても簡単で心配する必要はありません。

けん

ここまでお付き合い頂き、有難うございました!

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