世界一周特典航空券で巡る南米旅㉔ ウユニ発アタカマ砂漠行き2泊3日ツアー3日目 標高5000mに迫る世界を体験 間欠泉・温泉・湖・国境越え

いよいよこのツアー最終日となりました。

この日は出発時間がとんでもなく早いので、ツアー最終日の寂しさを感じる間もなく、ただ時間通りに出発でき様、機械的に動いています。

本日のルート

これまでと同様に、カメラアイコンをクリックすると、写真と標高が表示されます。

最終日にして、この旅最高標高4870mを記録しました。

疲れもあるのに、奇跡的に高山病で大きく体調を崩すことはありませんでした。

ラグーナ・コロラダの宿を4:30出発

4:00朝食で4:30出発という過酷なスケジュールで始まる最終日。

3:00には起きたかったが、同室者が居るので3:30に目覚ましをセット。

目覚ましが鳴る少し前に起床。

今日はいよいよチリ入国なので、手持ちの果物類・風邪防止用のマヌカハニーは確実に処分する必要があります。

寝る前にチェックを行ったが、今朝も手荷物の方はダブルチェックを行う。

朝食を食べて、真っ暗な中スーツケースを車の屋根に載せて、席ジャンケンをして出発しているのに、写真が1枚も残っていなかった。

それくらい、必死に動いてたんだ。

極寒の中、出発。

間欠泉 Sol de Manana「朝の太陽」

5:30 ソル・デ・マニャーナに到着。

この旅で最高標高の4870m。ほぼ5000mやん!

まだまだ夜明け前で、星と月が出ている真っ暗な中、駐車場から結構歩きました。

ガタガタ道なので、転ばない様に気をつけながら、極寒の中歩いて到着したのがこちら。

間欠泉です。

結構な頻度で水蒸気が勢いよく吹き出しています。

水蒸気が噴き出す穴は、いくつかあるが、写真に残せる大きさの水蒸気が噴き出すのは、こちらくらいでした。

Sol de Mananaとは、スペイン語で「朝の太陽」という意味を持つ地熱地帯で、ツアーでは冷え込みの激しい早朝(朝5時〜6時台)に訪れるのが定番となっています。

正に、定番通り極寒の早朝に来ています。

なんとか迫力ある噴出を写真に残せないか頑張ってみたが、暗闇で三脚なしのiphoneではこれが精一杯。

5:50 出発。

ポルケス温泉

日の出時間が近づいています。

すると、とたんに車の窓ガラスが一斉に曇ってこの状態。

フロントガラスも同様に曇り、前が全く見えず、ワイパーで対応して視野を確保。

太陽の熱って凄い!

ちなみに、本日ツアー最終日の座席は、最後列左側。

この3日間、いいバランスで座席が確保できました。

6:20 Aguas Termales de Polques ポルケス温泉に到着。標高4395m。

入湯料:BOB30

前日ブラウリーからお伺いがありました。

「温泉での滞在は40分。すごく寒いけど、入るか?」と。

温泉好きの私としては、絶対入る!と思って参加したツアーだったが、極寒の中、きっと温泉の温度も高くはないだろうし(海外温泉あるある)、写真撮ったりするのを考えると着替えを含めて30分しか無いのに濡れるのは忙しすぎる、と諦めました。

普通に元気なら気合いで入るかもしれないが、この時は、高地で酸素が薄い為か、疲れが溜まってきた為か、両方なのか分からないが、軽い倦怠感が持続していたので、気持ちが萎えていました。

ゆっくり景色を楽しもう。

結果、それで良かったと思っています。

温泉に浸かる人は、BOB30の徴収があるが、見て回るだけなら徴収はされません。

こちらが、整地された本来の温泉だと思うけど、何故だかここには誰も入っていませんでした。

お湯はとても綺麗で、湯船の底が透き通って見えていました。

温度はやはり低め。

手を浸した感じ、ほんのり温い。37℃あるかないか位。

人気があるのは、写真左側の湯船。

ここは常に人が居ました。

温度が高いのかと思い、こちらも手を浸してみたが、やはり同じ位。

一度入ったら寒くて出てこれない、というやつです。

だって外気は極寒なんだから。

6:36

そろそろ日の出を迎えそうです。

実際の色味は、この写真が一番近いと思います。

温泉に浸かっている人たちも、正面から登ってくる朝日を見つめています。

湯船からは、この景色が見えています。

この温泉には、多くの鳥たちも飛来してきます。

フラミンゴのフォルムをした鳥も餌をついばんでいました。

なんて幻想的な景色…

ポルケス温泉(の景色)と日の出をたっぷり堪能し、7:00出発です。

Laguna Blanca

7:35 ブランカ湖に到着。

一見、普通の湖にしか見えません。

何故ここに立ち寄ったのか、何を見れば良いのかわかりませんでした。

帰国後調べると、面白い湖だったのです。

Laguna Blankaの特徴

乳白色に輝く水面
この湖には「ホウ砂」などの鉱物が大量に含まれています。この成分が水中に浮遊することで、水がミルクのような独特の白〜薄いグレーに見えるのが特徴です。

但し、ホウ砂が浮遊するには、風で湖水を撹拌する必要があります。

無風状態が続くと、ホウ砂が湖底に沈殿し、水が透明になります。

私が滞在した時は、対岸の山が鏡張るほどの無風。

ウユニ塩湖の時は風だったのに、なぜこのタイミングで無風なのかなぁ…

ちょっと残念でした。

ちなみに、ここに写っている山は、二つとも火山です。

右側の山頂に少し雪を冠している山が標高5920mのリカンカブール火山、左側のなだらかな山が標高5704mのフラリケス火山です。

見どころのある湖とは知らず、滞在時間10分で終了。

7:45 出発。

Hito Cajónボリビア出入国管理所

ブランカ湖をあっさり出発し、次はどこだろう…と思いながら車に乗っていました。

すると、ブラウリーからは何の言葉もなく、ここに到着。

7:55 ボリビアのイト・カホン出入国管理所に到着。標高4479m。

ブラウリーが「パスポート持って降りろ。」と。

え?えっ?えっっ?

もう国境?何の前触れも説明もなくborder crossingなの?

この写真でも分かるが、結構せかされます。

理由は、混雑する前に列に並ぶことがとても重要なのです。

振り返ると、私たちの後からもツアー車がどんどん到着しています。

イト・カホン出入国管理所の建物。

パスポート・コントロールの列は、あれよあれよという間に長蛇の列になっていきました。

本当に、数分の差でかなりの待ち時間となるので、ここはテキパキ行動。


記憶が曖昧だが、ボリビア側では、パスポートに出国スタンプを貰うことが私たちの仕事。

その間に、ブラウリーが車ごとセキュリティ・チェック(荷物チェック兼税関申告)を終えていて、全員にこのオレンジのカードを配ってくれた。

Aduano nacional(国家税関)と書いています。

Forumlario No 250のQRコードは、パスポート・コントロールで提示したのか、前日にブラウリーが全員の申告番号を控えて、車ごとチェックを受けている際に番号で申告していたのか、どちらかと思う。

全員揃ったら、奥の広い駐車場のミニバン前まで連れてこられた。

そのミニバンの横には私たちの4WDが止まっていて、荷物をミニバンに載せ替えます。

ここで、カナダ人の参加者は、別のミニバンへ連れて行かれました。

彼はホダカ以外の会社でツアーを申し込み、人数合わせで私たちのツアーに混ぜられていた様です。

手持ちのナッツが残っていたので、ブラウリーに託した。

ブラウリーの「忘れ物ないか?」の問いに、「ないよ〜」と全員で返事したら、「アディオス!」彼はあっさり行ってしまった。

ちゃんとお礼を言いたかったのに…とみんな同じことを思った。

これは、ツアー参加当日にホダカのスタッフから受け取ったチリ サンペドロ・デ・アタカマ行きのバスチケット。

BOB100は別途支払い。

このミニバンに乗る際、ドライバーに渡した。

ここまで、とても順調に進んでいた。

早朝出発も時間通り、ボリビアの出国管理の列もそんなに時間がかからなかった。

ブラウリーの時間管理は日本人以上にキチンとしています。

しかし、このミニバンは、私達だけでなく、別のツアー客2組を待つ必要があります。

ここで、1時間ほど無駄な待ち時間が発生。

最初に到着した1組は日本人若者グループ。

このグループはチリの事前電子申告を行なっていなかったから、紙の申請用紙を渡されて、待ち時間の間に記入していました。

そして、最後に到着したグループは、あの「大陸からのグループ」です。

ホダカでツアー申込みの日、先に来て長々と契約するまで時間をかけていたグループです。

私ははっきり覚えていたけど、向こうは全く覚えておらず、声をかけなかった。

このミニバンで思ったこと。

私のツアーグループ、本当に常識的で良い人ばかりが集まって良かったなぁ。

ドライバー兼ガイドのブラウリーも完璧なオーガナイザーで、このメンバーだったからこの旅が最高に楽しかったんだ、と。

11:35 チリ側の出入国管理所へ出発。

Hito Cajónチリ国境検査所

ここから緩衝地区を走ってチリ側の国境検査所へ向かいます。

標高4400mのこの景色ともお別れです。

Aduana : 税関

Policial : 出入国管理

SAG(Servicio Agrícola y Ganadero) : 農業牧畜局

これから向かう国境検査所で審査を受ける名目です。

この中で、SAGへの申告が非常に厳格なことで知られています。

11:43 Hito Cajónチリ国境検査所へ到着。標高4639m。

チリ国境のオペレーション
  • 荷物検査・SAGの審査
  • オフィスで入国審査

建物の敷地内の軒下の様なところに、ベルトコンベアのX線検査機があり、荷物検査を受けます。

こちらの事前申告については、ミニバンで待っている間に全員の申告番号を専用用紙に記入していました。

ドライバーがその用紙を審査官に提出し、ベルトコンベアの荷物検査の際に、任意又は必要ある荷物を目視検査します。

私は、「食物を持っている」にチェックを入れて申告しているので、必ず目視検査される、ハズ です。

なのに、まさかのスルー。

そして、私の前に荷物を流したご夫婦の奥様のバックパックが目視検査の対象となっていました。

何かが引っかかったが、没収されることは無かった。

自分調べの事前情報で、散々脅されていたSAG審査なのに、この結果に唖然としました。

まぁ、X線検査で私の持ち物に禁止物が入っていない、と判断できたということですね。

くれぐれも、禁止物を持ち込むとかなり厄介なことになるので、チリ入国時はキチンと対応してください。

12:35 サンペドロ・デ・アタカマへ向けて出発。

サンペドロ・デ・アタカマを目指す

ウユニの空港へ到着して以来、ボリビアでは舗装道路を見ていない。

チリに入国した途端、この舗装道路。

あぁ、夢の旅が終わったんだぁ…という気持ちと、ようやく近代世界に戻ってこれた安堵感が交錯した。

どんどん山道を降りていきます。

空港があるCalamaは左、San Pedro de Atacamaは右。

13:05 San Pedro de Atacamaのバスターミナル到着。標高2431m。

実際のミニバスは、バスターミナルの向かい側に停車します。

宿へ行く前に、翌朝のバスチケットを購入しに行きます。

バスターミナルの中。

手前の部屋にはベンチが並んでいて、待合室となっています。

その奥にはトイレ、そしてバス会社が数社並んでいます。

ちなみに、ここのトイレは500ペソ。

現金払いしかできない。

そして、近くには両替所もATMもない。

両替所は徒歩15分くらいかかります。

トイレが不安な方は、事前に少額を両替しておくことをお勧めします。

目的地がSALTA方面なので、「SALTA」と表示されたバス会社のオフィスを訪ねた。

「Tilcara行きのチケット買えますか?」

超観光地のチケットオフィススタッフなのに、こんな簡単な英語すら通じず、面食らった。

ここは落ち着いてオフライン翻訳アプリで対応。

これ、本当に便利。というか、これが無かったら南米旅は成立しない。

この会社でSaltaまでのチケットを購入し、途中のPurmamarcaで下車。

PurumamarcaでTilcara行きのバスに乗るというルートだそうです。

Purmamarcaで下車するので、そこまでのチケットを購入したいところだが、Saltaまでのチケットしか購入できない。

納得できないが、仕方ない。

現地購入で60000チリペソ。

画面で購入チケットに間違いないか確認させてくれる。

カード支払い可なので、wiseカードで支払いを試みるも、何故か決済できず。

2回試したが決裁を弾かれたので、wifiのある宿へ行ってゆっくり調べることにする。

他のバス会社オフィスでcloseしている所があるので、一応営業時間を聞いてみたら、やはりシエスタ時間があった。

知らずにいたら、ちょうどcloseしている時間に訪れる所だった。

危ない…

ウユニ-アタカマ2泊3日ツアーを終えて

ツアー内容は魅力的だったが、悪天候だったり、車故障などのトラブルに見舞われて大変な思いをした人のブログも散見された。

高所を巡るツアーだし、体力的にも不安があったが、結果、期待以上の景色を楽しめ、とても楽しかった。

私個人的には、ウユニ塩湖のデイツアーより遥かに楽しく、120%満足です。

重ね重ね、人に恵まれたツアーだったなぁと思っています。

このツアーはスペイン語のガイド兼ドライバー枠で予約しました。

スペイン語は全く分からないが、英語ツアーは高額だったし、そもそもツアー催行が保証されるかも分からなかった。

解説なんかは捨てて、集合時間さえ分かればついていけるだろう、と思っていました。

だけど、蓋を開けるとこのツアー参加者に、スペイン語を通訳できる方いらっしゃいました。

この方のお陰で、とても充実した内容となりました。

また、他の参加者の方々も楽しい方ばかりで、その上ガイド兼ドライバーのブラウリーがかなり良い方でした。

ホダカのツアーでガイドがブラウリーだったら、当たり!と思って大丈夫。

楽しいツアーを期待できます。