世界一周特典航空券で巡る南米旅⑰ 常識を覆されるボリビア航空の運用 ラパスからウユニ塩湖へ

日本に就航していないので馴染みのない航空会社 ボリビア航空Boliviana de Aviación(BoA)ですが、空路でウユニ入りするには、絶対に利用する必要があります。
今回の記事は、このボリビア航空のお話。
南米、というかボリビアの洗礼を受けました。
今後、ウユニへ空路で向かう人は、知っておいて損はしない内容なので、ぜひ最後までお付き合いください。
ウユニへ向かう方法
2026年3月現在、ウユニ空港に乗り入れている航空会社は、ボリビアのフラッグシップ「ボリビア航空」1社だけです。
それもラパス-ウユニ間のみの運用。
という事で、先に南米入りしてその街からバスでウユニ入りを考えている人以外は、ラパスから空路か陸路でウユニ入りするのが現実的な方法です。
陸路ウユニ入りの問題点
計画当初は、高地順応の意味も込めてラパス数泊滞在を考えていたので、飛行機・バス両方を候補にしていたので、バスのアクセスも考えていました。
寝て朝起きたらウユニ、なんて簡単なら良いのだけど。
残念ながら、ボリビアという経済的に破綻寸前の国の情勢は、かなり不安定です。
まず、ラパス-ウユニ間の道路状況ですが、天候不順が続き、崖くずれなどで通行止めの部分があったり、道路復旧も遅れがちになったりします。
web上では、大雨で増水した涸れ川をバスが渡れないので、深夜たたき起こされた乗客が、自分の荷物を頭にのせて徒歩で川を渡り、対岸まで荷物を運ぶ、なんてアクシデントも紹介されていました。
こんなの、対応できない。しかも高地で…
この物理的状況とは別に、ドライバーのストライキが頻繁に起こっています。
私が計画していた時に起きていたストライキは、燃油高騰に伴う補助を、政府が停止したことによるものでした。
この時は、道路封鎖などが起こり、当然ラパス-ウユニ間のバスも運行不能。
いつ解除されるか分からない状況、そして仮にストが解除されても、補助が再開されない限り、今度は粗悪なガソリンや軽油などでバスを運行されてエンジントラブルとか起こされる可能性も考え、バスを候補から外しました。
3月初旬の実際私が旅をしていた時には、バスは普通に運行されていた様ですが、トラブルの有無は分かりません。
これらの情報は、外務省の「旅レジ」から送られてきたメールで得ているのですが、こういった事情を知らずにバスでウユニへ乗り入れていた旅人は沢山居たので、事前情報を得ることが良いのか分からなくなりました。(いやいや、事前情報は大切です!)
空路でウユニ入りを選択
旅程が決まったら、何よりもまず航空券を押さえることをお勧めします。
半年以上先なら、お宝航空券(1万円前後)がある可能性もあります。
しかし、もたもたしていたり、為替の動向を伺っている間にいつの間にか価格高騰だったり、満席になったりします。
私の場合、半年以上前から航空券の価格を気にしていたが、思ったより高額だったので、(検索した当時は)便数も多く、「そのうち下がるだろう」と思っていました。
そろそろ本気で手配しようか、と動き出した出発2ヶ月前には、希望する日のフライトは満席。直近可能な日でも最高額のUSD199。
たった1時間の国内線だけど、航空券がとてつもなく高額。
しかも、予約できる便は、朝の1便だけになっていました。
BoA公式サイトで検索すると、1日1便しか出てこないが、実際は、旅行会社によるチャーター便なのか、1日何便かは飛んでいる様です。
ここで、自分の旅程に戻ります。
南米旅は、バルセロナまで飛んで2泊し、その後ボゴタ・ラパスと続きます。
どこかで入国し、数日滞在してラパス-ウユニの航空券がある日まで日程調整しようと試みるも、都合よくビジネスクラスの航空券に空きがなく、どうしようか数日間悩みつつ、毎日希望日の航空券検索を行っていました。
すると、希望日に1席だけ奇跡的に空きが発生!!
当然最高額のUSD199だったけど、速攻で手配しました。
BoA公式サイト購入航空券で事前座席指定
私は、基本的に航空券については公式サイトから購入しています。
特に今回の様にトラブルが多そうな場合はなおさら。
遅延や欠航などのトラブルの際、航空会社発券なら対応も簡素で早いと期待して。
Boliviana de Aviación の公式サイトから、日本からも問題なくチケットの購入は可能です。

価格は日によって異なるが、ほぼstandard と flex でしか購入できないと思います。
チケットの内容に、座席指定が含まれています。
ラパス-ウユニ間は、1時間なので窓側を確保したいですよね。
しかも、ラパス→ウユニなら右側選択でウユニ塩湖を見下ろせるのです!
だから、座席指定、本当に重要です。
しかし、このサイトからはどこを探しても座席指定のページがありません。
座席指定するなら、BoAへ電話する様に記載されていました。
それはハードルが高すぎます。
ここでgood news!
「ventasweb@boa.bo」にメールすると、座席指定できるのです。
チケット情報(予約コード、氏名、日時、出発地/到着地、チケット番号)を掲載の上、「右側で翼より前方の窓側シートを希望します」という内容を英語で送ると、翌日にはスペイン語で返信が届きました。
ちゃんと5Fを指定して貰えて満足。
因みに、公式サイト曰く、「出発24時間前から開始のonline check in で座席指定ができる」との事ですが、信じるか信じないかは、あなた次第です。
ラパス空港 BoA check in counter
購入した航空券は、ラパス7:40発 ウユニ8:40着のOB304便でした。
ALL ECONOMYです。
出発2日前に、メールで出発時刻が1時間遅れの8:40発となる旨の連絡を受けていました。

出発ホールに移動してモニターを確認すると、その後の変更はなく、8:40発のままでした。
因みに、web検索では全く出てこなかった6:15発ウユニ行きの便がありました。
出発2時間前の4:15、有人チェックインカウンターに「la paz - uyuni」の表示が出ました。
この6:15発の1302便のことだとは分かっていたが、ダメ元で並んでみました。
早く制限エリアへ行き、ラウンジへ入りたいのです。

まずは、こちらのキオスクでチェックインする必要があります。
私の便は8:40発なので、まだ出来ません。当然です。
だけど、予約表を見せて「lpb-uyu便だけど、チェックインできない!」とそばに居たスタッフに訴えると、「そのまま有人カウンターの列に並べ」との事。

すると、カウンターではチェックインしてくれました。
スーツケースの預かりタグも勿論出してくれて預かってくれました。
ただ、私のを含めて7−8個のスーツケースは端に寄せ集められていました。
きっと私と同じ便の人のものを避けているのでしょう。
とりあえず、これで制限エリアに入る事ができます。
ラパス空港 国内線制限エリア
gate N エリアはこんな感じ
セキュリティ チェックを通り、国内線制限エリアに到着。
ほんと、「エリア」という感じ。小さな領域です。
ここはゲートNと思われます。N3、N5、N6の3つのゲートのみ。
ゲートRは、国際線?近くにはありませんでした。

制限エリア、ゲートエリアのカフェは、5:30時点では準備中なのか、電気は付いているが、店員がいません。

こちらのカフェは、ガッツリ準備中ですね。
6時open?30分も準備にかけるかな?
ゲート前にはこの様な椅子が多数あるが、搭乗時間が重なると、激混みになるでしょう。
あと、電源確保は厳しいです。
プライオリティ・パス利用でTHE LOUNGE VIP

ラウンジは6:15open。
時間までしばらく待ちます。
相変わらずクタクタだけど、制限エリアの方が(この時は)人が少なく、ラウンジ近くのソファーで待つにしても、安心感があります。
6時過ぎにスタッフがラウンジへ入って行きました。
6:15になったので、扉を開けてみるとちゃんと準備は整っていました。
ラウンジ1番乗り!

シックな装いですが…
ソファーは全てこのタイプ。
おそらく、15席程度しかなかったと思う。

とっても小さいラウンジでした
ドリンク、軽食もこれだけ。
今回は飲まなかったけど、コーヒーがドリップ式なのは良い。

ピーナッツ以外は、甘いものばかり。
写真手前のカットマンゴーに救われました。

ここで用意されていたtea bag。
普通の紅茶(black tea)はありません。
- 左 : Mate Coca(コカ茶)
- コカの葉(Coca)のお茶です。高山病予防や胃腸の調子を整えるため現地でよく飲まれています。
- 中央 : Mate Cedrón(セドロン茶 / レモンバーベナ)
- レモンバーベナ(Cedrón)のお茶です。爽やかなレモンの香りが特徴のハーブティーです。
- 右 : Mate Anís(アニス茶)
- アニス(Anís)の実や葉を使ったお茶です。甘い香りとスパイシーな風味があり、食後のお腹の調子を整えるのに好まれます。
Mateと大きく書かれているので、南米名物「マテ茶」ベースの各種フレーバーなのかと思ったら、マテ茶は一切関係ないそうです。
中央のお茶、勝手に「カルダモン」と思い込んでいた。レモンバーベナなら試したかった。
ここでのチョイスは当然コカ茶。
イブを服用したのでちょっとだけマシではあるが、依然続く頭痛やふらつきなどの症状が緩和されるか?!
残念ながら、プラセボ効果すら得られず…

ラウンジに窓はあったが、全てブラインドが下げられていて景色が見えませんでした。
全体に薄暗く、それも頭痛に繋がっています。

スタッフに「外の景色が見える様にブラインドを上げて欲しい」とお願いしたら、この景色。
なるほど…隠したいのも分かる気がする。
それでも、私個人的には部屋が少し明るくなり、少し楽になりました。
とっても可哀想な1302便の乗客


ここで、モニターに注目!
5:39時点(左モニター)では、ウユニ行きの6:15発1302便は、「PRE EMBARQUE 搭乗準備中」になっています。
ゲートは8:40発 304便と同じN5です。
この時、私はラウンジオープンを待っていたのだけど、当然1302便の乗客はN5に集まっていました。
そして6時ごろ、1302便の乗客は1箇所に集められ、別のゲートへ移動させられていました。
「ゲートが変わったんだ」この時はそう思っていました。
そして8:09時点(右モニター)で、自分が搭乗する304便を確認すると、「pre boarding 事前搭乗」になっていたので、ラウンジを出てゲートN5へ行ったら(と言っても、N5はラウンジのすぐ前)、スタッフの数が増えていました。
なにやら騒がしい。
再度モニターをよく見ると、6:15発の1302便が私たちの304便より遅い9:00発に、ステータスが「INFORMATION」に変わっていました。
うわぁ〜可哀想!この人たち、6:15発に間に合う様4時台には空港に来ていたんだよ!
そして今までラウンジにも入れず、あっちうろうろ、こっちうろうろさせられていたんだ。

あるスタッフが「ウユニ行きか?」と聞いてきたから頷くと、私も別ゲートへ連れて行こうとします。
いやいや、モニターはN5になってるやん!「304便やで!!」と言っても聞く耳持たず。
「ウユニ行き全員向こうへ集まれ!」と連れて行こうとします。
写真左上に写ってる人たちは、係員の誘導で右往左往させられています。
誘導スタッフへの情報が錯綜しているみたい。軽いパニック状態。
その人から離れて、ゲートにたむろっていた別のスタッフに「304便はここで待てば良いのよね」と聞くと「ここで待て」と言われた。

このすぐ後に304便の搭乗手続きが始まり、私は無事搭乗できました。
ボリビア航空 B737 でウユニへ
韓国人だらけのウユニ便

使用機材はB737の小型機。

オールエコノミーの3x3シート
6:15発だった1302便のチェックインを見ていたけど、ほぼ全員韓国人だった。
韓国人のチャーター便だったのかな?
そして、私が搭乗する304便も8−9割韓国人でした。

満席なのは知っています。だって、私がlast1席を購入したんだから。
スタッフに右往左往させられていた割には、いつの間にか搭乗が終わり全員着席していました。
私の隣も韓国人のご婦人2名。
「韓国人だらけだけど、みんなツアーなの?」と聞くと「いろんなツアーが混載されている」との事。
韓国は空前の、ウユニバブルなのか?!
あまりに韓国人だらけなので、「仁川便に乗ってる気分」と言ったらやたらとウケてくれた。
下手に話しかけてしまったので、ご婦人二人組、つたない英語で一生懸命何かを伝えようとしてくれます。
私も頑張って理解しようとしているその間に、コトは起こりました。
「...全てのラゲッジは、昼からの便で送ります。ご不便をお詫びします。」みたいな機内アナウンスが遠くで聞こえた気がした。
「えっ?!」と思ったが、ご婦人が一生懸命私に話してくれているので、こちらに耳を傾けつつ
「今、凄い事さらっと言ってたけど、誰も何も言わない。私の空耳か…」
その後、降機するまでこの事をすっかり忘れていました。
右側席からウユニ塩湖の絶景を?!
随分と曇っています。

8:35 door closed
8:39 push back
8:43 taxiing
8:46 take off
オリジナルの定刻は、7:40発だったが、数日前8:40発へ変更となっていた。
変更後は定刻通りの運行で、なかなか優秀。
事前情報がかなり酷かった割には、私の便は順調!とこの時は思っています。

こちら、離陸後のラパスの街並み。
同じ色の低い建物がぎっしり並んでいて、予想外の、そしてあまり見た事ない光景でした。

でも、すぐにこの景色。予想通りの光景です。

離陸後25分ほどで、見えてきました。
ウユニ塩湖?
いやいや、こちらはポオポ湖(Lago Poopo)と思われます。
こちらを通過後に、やってきました。

離陸後30分でいよいよウユニ塩湖 絶景の始まり!
手持ちのiphoneとアクションカメラを駆使して一生懸命写真や動画を撮るも、どうしても手前の窓ガラスにピンとが合って、絶景を収められません。

奇跡的に窓ガラスの傷からピンとが外れた1枚。

あたふたしている間に、ウユニ塩湖上空を通過し切ってしまいました。
約7分間の絶景飛行。広大なウユニ塩湖も、飛行機ではほんと一瞬でした。
写真では、肉眼の1/100も感動を表現できていません。
飛行機でウユニへ向かう方は、ぜひ右側窓側席を確保して、自分の目で感動に浸ってください。

ウユニ塩湖を通過後8分
ここはこんなにキレイに撮れるのに、どうしてウユニでは奥にピンとが合わない?
ウユニ空港で現実を知る
ウユニ ホヤ・アンディナ空港(Joya Andina Airport)着陸

着陸間際のウユニの街並み
9:35 landing

taxiing中
ranwayが亀裂だらけ…
ranway以外は土&塩対応となっております。

gate arrived : 9:41
door opened:9:46

ラパス離陸時は、どんよりした曇りだったけど、ウユニ到着時は青空!白い雲が映えます。

地方空港あるあるの、タラップで降りて徒歩で空港ビルへ入るの好き。

こちらが、ウユニ空港ビル。
バスターミナルより小さい気がする…


プライベートジェット?が駐機されていました。
プロペラ機ではないので、遊覧飛行用ではないですよね。
どこぞのvipが来ているのでしょうか。
全ての預入荷物を「載せていません!」

「checked luggageはここに運ばれるから、ここで待ってて」
空港職員に聞くとそう言うので、みんなここで待っています。
暫く待っても一向に荷物はやって来ません。
そして、空港職員もいつの間にかどこかへ消えていました。
ここで、機内で聞こえたあのアナウンスが思い出されます。
「預入荷物は昼の便で送ります…」
あれって「空耳」じゃなかったのでは?
嫌な予感で胸が押しつぶされそうになってきました。
そこへ一人の日本人男性?日本語を喋るアジア系男性?が現れ、日本人らしき人を集めて説明しています。
ツアーの添乗員かな?
私はもちろんツアー客ではありませんが、全く情報が無いので頼らせて頂きました。
「スーツケース、やっぱり積んで無いの?」と訪ねると、
「ボリビアではよくある事、全然普通。昼便で送ってくるから、4時にここに取りに来て。」
はぁ〜?何が「普通」よ!
よくよく思い出すと、「当機は満席のため、重量の関係で預入荷物を載せていません。」とアナウンスしていた気もする。
高騰する燃油代をカバーできず、充分量の燃油を増やせなかったのか、機材自体が小さく燃油をmaxまで積んでも、全エコノミー運用で満席だと人しか運べない、という物理的要因のどちらかでしょう。
この男性がBoA職員なら、更なる説明と補償を要求していたが、なんせどこから来た誰なのか属性が全く不明。
もしかしたら、単に親切な人なのかもしれないし、この人も巻き込まれた人かもしれない。
とりあえず、ここにスーツケースが無い事ははっきりしたので、空港に居ても仕方ない。
男性にお礼を言って、出口へ向かいました。

制限エリアから出ると、すぐ隣にあったチェックイン・カウンターが2列openしていて、それぞれ列が出来ていました。
その奥に、何もせずにぼーっと立っているBoAのスタッフが居たので念の為確認しました。
「304便でラパスから到着したのだけど、スーツケースは届いて無いのよね」
すると、その職員が「あの列に並べ」と。
言われた列に行くと、さっきは気付かなかったけど、並んでいたのは全員日本人でした。
先に並んでいた人に聞くと、ここでホテル名を伝えると、スーツケースを届けてくれるそうです。
そうでしょう。普通ロストラゲッジしたら、ちゃんと届けてくれるよね。
暫く待って自分の順がまわってきました。
ここで、カルチャーショック。
パスポートとラゲッジタグを渡すと、その職員が、便箋みたいなペラペラな紙に名前とラゲッジタグの番号を手書きで書き込んでいます。
そして、ホテル名とその電話番号、そして自分の携帯番号をその続きに記入する様に言われます。
前の人の名前もホテル名も全部書かれているし、自分の情報も後の人に全部見られます。
こんなオペレーションで、無事スーツケースを取り返せるのか…
手続きを先に終えた日本人がまだそこにいたので「これって、大丈夫なんですかねぇ」と声をかけると、「今できる事は全部やった。私は腹括った!」と言い放っていました。
そうよね。私も腹括った。
そして後ほど撃沈します。
ウユニ空港でタクシーを捕まえる

10:20 ようやく外に出て来ました。
スーツケースが載って無い事を知り、「4時に空港へ来なきゃいけない」から「ホテルへ運んでくれる」手続きまで、かなりの時間が経ったと感じたが、写真の撮影時間で確認すると降機してから約30分。
ホントかなぁ。1時間ずれていない?と思うほど、クタクタに疲れていました。
空の青さとだだっ広い空間が心地よい。
嵐のバルセロナ空港へ前日10時少し前に着いて、丸一日経った今、ようやく外の空気と太陽の光を浴びることができました。

ここで仕込んでおいたairtagの事を思い出し、確認すると…
そうよね。
ラパスのエル・アルト空港にいるのよね、あなたは。
気をとりなおし
さぁ、宿までタクシーで…

いやいや、タクシーおらんし。
目の前何も無い光景が広がっています。

振り返ると、こんなツアー車っぽいのは何台か停まっていたけど、これはツアー客用よね。
ここにたむろっている現地人っぽい人に声をかけようと口を開けた瞬間
「タクシーか?」と天のお声が。
「そう、ウユニ街中のホテルへ行きたい」と言うと、車を紹介してくれた。
ホテル名をスマホで見せて料金を聞くと「BOB20」でした。
うん、許容範囲だわ。
さっきスーツケースのことを教えてくれた男性にタクシー料金を聞くと、「BOB20なんて、何年か前の価格、今じゃ30でも無理で40位なんじゃない?」なんて言ってた。
あの人は一体何者なのか…
そして、ここでラパス空港で現金を得ていた事が生きてきます。
空港内をしっかり確認したワケではないが、両替所やATMは目に入りませんでした。
タクシー代を払える現金を持っておいて良かった。

ボリビアのSIMは持っていないが、google mapをダウンロードし、オフラインで使える様にしていました。
乗車する際にホテル名を見せて「ok」というから場所が分かっているものと思っていたが、ウユニタウンまで来たが、そこから分からないと言いだす。
慌ててgoogle mapを見せて、「今ここで、ホテルはここ」と説明すると、すぐに分かったらしい。
後で自分も分かったが、ウユニの街は碁盤の目状態で、とてもシンプルです。

無事、ホテルへ到着。料金も乗車前に言ってた通りBOB20。
このドライバー、本当にタクシードライバーなのか、旅行会社のドライバーなのか、兼業しているのかは分からないけど、ぼったくろうとしない所、好感が持てます。
空港のタクシー乗り場に車が停まってないからと言って、ぼーっと待っていてもいつくるか分かりません。
積極的に声をかけて自分で捕まえるつもりでいると、現地で戸惑わないと思います。
